「誕生色(*)」とは、
生まれた季節にふさわしい和の色。

 

3月の誕生色は、
夢宵桜(ゆめよいざくら)
~春のおぼろにうかぶ山桜の可憐な薄桃(ピンク) ~

 

ご縁あって読んでいただいている
3月生まれの方に、誕生色の言葉を
借りて、色からの連想を贈ります。

現代は、桜といえばソメイヨシノ。
新葉に先立ち、花が咲きますよね。

 

古歌に詠まれた山桜は、花と新葉が
同時に開き、その葉
や新芽は主に

赤褐色だそうです。

 

山一面に咲く白に近い淡い色の花と
その間に隠れ見える赤い新葉。

 

遠景で愛でれば、2色が入り交じり
薄桃色に見えたのでしょうね…。

 

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私のイメージする
「夢宵桜(ゆめよいざくら)」は…

 

巡り巡って思い出される記憶の色
時の経過を一瞬止める楚々とした色
夢に繋がれたまま覚めない幻想の色

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今は、夜桜といえばライトアップ。
昔は、おぼろ月夜の月明かり。

 

満開の山桜は、闇の中でも春霞の
月明かりに照らされ、ほのかに
花明かりを灯していたのでしょう…。

 

桜だけが浮かび上がるのではなく、
桜を包む景色全体をぼんやりと…。

 

白い花と赤い葉芽が交える薄桃。
月明かりと花明かりが奏でる薄桃。

 

昼も夜も、有るか無きかの薄桃色に
包まれる…

 

「夢宵桜」からは、そんな優しくて

淡い色合いが伝わってきます。

みなさんなら、どんな色や言葉に
なるのかな…?

 

3月生まれの方、おめでとうございます。


素敵な色に染まる1年をお過ごしくださいね。


(*)『誕生色』とは
新潟県の十日町織物工業協同組合が
1981年に制定した12ケ月の季節の色。

 

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チェック夢宵桜」のイメージを配色で表現してみました。下矢印