6月は、水無月。
「水が無い月」という意味ではなく、
「無」は「の」にあたる連体助詞なので、
ところで、水や雨を描くとき、
「水色(みずいろ)」を使いますよね。
でも、水って無色透明…。
青く見える海の水も、
手ですくえば色はありません。
透明な水の色が、どうしてうすい青を指す
「水色」になったのでしょうか?
定かではありませんが、
どうやら染物に関係しているようです。
◆藍染め
万葉の頃は、薄い藍染めの色を、
「水縹色(みはなだいろ)」と呼んでいて、
転じて、「水色」になったとか…。
◆露草染め
光や水に弱く、色がすぐに消えやすいそうです。
ツユクサで青に染まっても、
水に触れるとすぐに色あせてしまうことから、
薄い青を「水色」というようになった説も…。
万葉時代には、ツユクサを、頼りにならない恋心や
恋人の心変わりの例えとして詠んでいたようです。
そう言えば、「水色」って、歌謡曲のタイトルにも
よく使われていましたよね。
八神純子さんの「みずいろの雨」とか![]()
天地真理さんの「水色の恋」とか![]()
あべ静江さんの「みずいろの手紙」
とか…。
(70年代ばかり思いつきますが…。)
松田聖子さんの「水色の朝」も![]()
(やっと80年代…)
世界的ヒットした「恋はみずいろ」も…。
(青い空が お陽さまにとける~
)
万葉の和歌から、昭和の歌へ、
話がだいぶそれました。
「水色」は、平安時代には色の名前に
あったようなので、古くから
親しまれてきた色なのでしょう。
水そのものの色ではありませんが、
爽やかで、清潔感のある色として、
水のイメージにはピッタリですね。
