6月は、水無月。

「水が無い月」という意味ではなく、
「無」は「の」にあたる連体助詞なので、

「水の月」という意味だそうです。



ところで、水や雨を描くとき、
「水色(みずいろ)」を使いますよね。


でも、水って無色透明…。


青く見える海の水も、
手ですくえば色はありません。


透明な水の色が、どうしてうすい青を指す
「水色」になったのでしょうか?


定かではありませんが、
どうやら染物に関係しているようです。


藍染め
万葉の頃は、薄い藍染めの色を、
「水縹色(みはなだいろ)」と呼んでいて、
転じて、「水色」になったとか…。


露草染め
光や水に弱く、色がすぐに消えやすいそうです。


ツユクサで青に染まっても、
水に触れるとすぐに色あせてしまうことから、
薄い青を「水色」というようになった説も…。


万葉時代には、ツユクサを、頼りにならない恋心や
恋人の心変わりの例えとして詠んでいたようです。


そう言えば、「水色」って、歌謡曲のタイトルにも
よく使われていましたよね。


八神純子さんの「みずいろの雨」とかかさ
天地真理さんの「水色の恋」とかあせる
あべ静江さんの「みずいろの手紙」手紙とか…。
 (70年代ばかり思いつきますが…。)

松田聖子さんの「水色の朝」も宝石ブルー

 (やっと80年代…)
世界的ヒットした「恋はみずいろ」も…。
 
(青い空が お陽さまにとける~音譜


万葉の和歌から、昭和の歌へ、
話がだいぶそれました。


「水色」は、平安時代には色の名前に
あったようなので、古くから
親しまれてきた色なのでしょう。


水そのものの色ではありませんが、
爽やかで、清潔感のある色として、
水のイメージにはピッタリですね。