黒字に大きい猫がくっついたセーター買った。
猫の柄が、家の野良ネコに似ていてかわいかったから、
黒い服は着ないことにしてたけど、
そんなセーターだけど、フワフワで着たらめっちゃめっちゃ猫になった気分をあじわえる。
私はかわいい猫だよー。だから、
買っちゃった。
にあうかにあわないかでなくて
テンションが上がるからかった。
セーターとしてはあり得ない値段だったけど、
買ったさー↑
こんなぐらい自分には価値があるんだと思うから
買ったさー↑
思えば黒とか焦げ茶のセーターを着ることを
ずっと避けていた。
田舎から上京して私が一人暮らしのとき、
母が送ってくれていた。黒や茶色は汚れがめだたないとか、
着回しがきくとか、
無難とか、
そんな理由。
こんな色は似合わない、
自宅生の友達はもっと華やかでかわいい色の服を
着ていて、私の学生時代は、
赤のニットのアンサンブルを着ている学生が
かわいくみえた。
だから、黒とかおくられてくると、
あんまり色がにあわないし、あーん。なんで?。とおもってた。
でも、素材がカシミアで上質なんだと、母が嬉々として電話でいう。
あーん、とおもいながらも、プレゼントをうけとる。
黒とか茶色だけど、カシミアの
カーディガン
をはおりながら、
こんな色は似合わないし、
でも、お金を無駄遣いしたくなくて、着てた。
自宅生の、きらびやかフアッションや、
家でご飯作ってもらってる話とか、
家に家族がまっている話や
家族の話題や、
おやつの話や、
車を買った話や、
こんな服買ったの話が
うらやましかった。
自宅生であるか、一人暮らしかだけで、
こんなに違うんだとおもった。
帰りに
東京タワーをみつけた。
もし自宅生の道えらんでいたら、映画祭にいかず、
母と近くにいれて、
私の好きな瀬戸内海の海の風をあびて、
山になく山鳩の鳴き声でめがさめていたのだろうか。
水も美味しかっただろう。
うちの庭には、湧き水がわいていて、だれにもしられていない、
泉があるのだ。
そこで、子供がいて、
子育てをして、
毎日の平凡をたのしんでいるのではないか。
私はときどき、せっかく地元ではたらいて、収入もよかったのに、
世界を変えたい、やりたいことをしたい、
とおもって、
両親とうまくやっていたのをすてて、
大学院に行くために、東京に上京したこと、
それから、すごく苦労してきたこと、
お金持ちで、外車で学校にきていた下級生や研究室の先輩に、
マンションのボロさや、
貧乏さや、女性で大学院にいったことを、4大卒でも
結婚がむつかしい時代に、
大学院にわざわざいって、
結婚できない、とをばかにされたこと、
そんな会話があたりまえにでる、
オールドパラダイムな時代
をおもいだす。
