『苦しまないと愛されない』そう信じて生きてきた女性の潜在意識が変わった退行催眠 | 人生の意味と使命を思い出す退行催眠 【雲の上のアレキサンドリア】

人生の意味と使命を思い出す退行催眠 【雲の上のアレキサンドリア】

退行催眠の体験談ブログです。
実際にあった前世退行催眠での出来事を、ご本人が特定できない
ように表現を変えて投稿します。

   水真 涼

内山田礼子さん(40代・仮名)

 

礼子さんは、私のブログを読んで、退行催眠に興味を持たれ、オンライン説明を受けてくれた方です。

 

 

礼子さんは、厳しいDV気質の父親に育てられてきました。
母親もいつも犠牲になっていて、早く家を出たいと、ずっと思って生きてきたそうです。

「いつか結婚するときは、父親のような男性は絶対に嫌だ」と思って生きてきたそうですが、結婚した男性もモラハラ気質でした。

仕事などでも、なぜか犠牲的な立場に立つことが多いようです。

なぜ自分の人生には、このような「犠牲的な出来事」が多いのかを知りたくて、催眠を受けることになりました。

 

 

「私の人生って、ずっと苦難の連続のような気がするんです。親子関係でも、夫婦関係でも、仕事先でも、なぜか私は苦しい立場にばかり立ちます」

「この理由が、私に前世カルマや、無意識の引き寄せにあるのなら、変えていきたいと思ったんです」

 

 

「そうなんですね。催眠は、潜在意識が今見せるべきことを考えて見せてくれるものです。礼子さんが見たいものが、そのまま見えるかは、やってみないとわからないことですが、やってみますか?」

 

 

「はい、お願いします」

 

 

今回の体験談は、2回目の催眠で見たものです。

「私は英国にいます。名前は、たぶんレイチェルです」

「おとなしい少女です。中流階級の家に生まれたようです。両親は厳格な両親です。私は、厳しいしつけを受けて育っている気がします」

「そうなのですね。この時代に、あなたの心の中に『自分が犠牲にならないといけない』という思いが生まれた原因があるなら、そのことを思い出してください」

 

 

「はい……」(しばらく沈黙)

 

 

「我が家には、代々伝わる厳しい家訓のようなものがあるようです。その家訓を守らないといけない空気感を感じています」

 

 

「どんな家訓なんですか?」

 

 

「うーん、そうですね……」

「『原罪』という言葉が浮かんできます」

 

 

―― ゲ ン ザ イ?

 

 

「私には何か罪があるような考えです。その罪を償うために、努力をしないといけないようです」

 

 

「何か罪や犯罪を犯してしまったのですか?」

 

 

「うーん、そうであるような、そうではないような……」

「生まれながらに、人間には罪があるので、神様に許してもらわないといけない。そのためには、善に生きる、ルールを守って生きる、あえて苦難や苦労を背負うことが大切――そう思っているようです」

 

 

「そうなのですか。その生活をしている時に、レイチェルはどんな気持ちでしたか?」

 

 

「私は、まじめに自分を小さくして生きています。わがままを考えてはいけない。自由を考えてはいけない。我慢して生きないといけない、と思っています」

「自分を否定し、犠牲的な生き方をしないといけないと思っています」

 

 

「そうなんですね。時間を進めてみましょう。あなたが知るべき出来事に進んでください」

 

 

「はい。私は結婚しました。とても厳格なタイプの男性です」

「厳格に生きてはいますが、相手も、とても窮屈に生きていることにストレスを感じています。時々、機嫌を悪くしては、私に暴力を振るいます」

「あっ、この相手は、私の現在の夫です」

 

 

「夫に生まれ変わってきたんですか? 生まれ変わりとわかりますか?」

 

 

「はい。なぜかわかります。目の奥に同じものがあるんです」

「私はこの人生で、窮屈で犠牲的な生き方をしています。そんなに長くは生きられなかったようです」

「死んでいく時にも、『自分の罪は許されたのだろうか?』と思っています。いや、まだ許されている気がしない。私には、まだ苦労も努力も足りなかった――そう思って死んでいったようです」

「くよくよと、自分を責めている感じが強くします」

 

 

 

 

(中略)

 

潜在意識退行催眠
※礼子さんの潜在意識と対話します。

 

「レイチェルの人生には、どんな意味があり、今世にどんなことが現れているんですか?」

 

 

「レイチェルの人生で、『自分は罪深い人間だ。幸せになんかなれない』という感情が強く残りました」

「この時に、『私はなんてダメだ』という思いを利用するものがいます。レイチェルであり、礼子の人生を悪くしようとするエネルギーがあります」

「そのエネルギーが、いつも礼子の心に『お前なんかダメだ』とささやいているんです」

「その否定的な言葉、思いが、礼子の人生を苦しめています」

「宇宙をつくった神様は、いつも人々を愛しています。自分の魂には罪があり、この原罪を清算しないと神様から愛されないとか、許されないと強く思わないことです」

「自分を責める思い。自分を否定する思いから、幸福感は生まれません」

「自分で自分を否定しているから、他人も自分を否定してくることに気づかないといけません」

「今の環境は、自分が引き寄せていることです」

 

 

「そうなのですね」

 

 

「厳しい父親と、モラハラの旦那さんも引き寄せですか?」

 

 

「そうです。自分が『犠牲者』として生きなければならないと無意識に思っているので、『迫害者役』として現れたんです」

「犠牲者として生きるためには、『迫害者』という役割が必要なので、引き寄せました」

 

 

「礼子さんは、暴力的な父親も嫌だし、モラハラの夫も嫌だと思っていたのに、遠ざけるのではなく、引き寄せているのですか?」

 

 

「そうです。思っていることが、環境に現れてきます。好きでも、嫌いでもなく、思っていることが現れます」

「そして、この現れた環境で、それを乗り越えて解決することが、今世の目的の一つです」

 

 

「なるほど。今世の人生の課題なんですね?  乗り越えて、変えることはできそうですか?」

 

 

「できます」

「まずは、深層心理の中の『犠牲者』的な考え方を捨てないといけません」

「苦しまないと許されないとか、我慢しないと愛されないとか、自分を小さくして生きないと価値がないとか、そうした深層心理の思い込みを、少しずつ手放していくことです」

礼子さんの潜在意識は、さらに続けて語りました。

「礼子は、もう十分に頑張りました。苦しみながら生きることで、神様に認められようとしなくていいのです」

「あなたの魂に、最初から罪はありません」

「宇宙をつくった存在は、苦しんでいる人だけを愛するのではなく、笑っている人も、安心している人も、幸せな人も愛しています」

「だから、礼子はもう、自分を苦しめる人生を卒業していいのです」

 

 

礼子さんは、両方の頬に涙を流していました。

その涙は、悲しい涙というよりも、どこか長い旅を終えた人のような涙でした。

ずっと心の奥で、

「私が悪い」
「私には価値がない」
「もっと頑張らないと認められない」

そんな声を抱えながら、生きてきたのかもしれません。

人は、自分を責めていると、責めてくる人を引き寄せてしまうことがあります。

 

 

自分を雑に扱うと、周囲もまた、自分を雑に扱うことがあります。

逆に、「私は大切な存在なんだ」と、心の深いところで思えるようになると、

少しずつ、人生に現れる人も変わっていきます。

 

 

すぐに全部は変わらないかもしれません。

でも、潜在意識が変わり始めると、選ぶ言葉が変わります。
選ぶ人が変わります。
嫌なことに「NO」と言えるようになります。

そして、気づいた時には、

「昔の私なら、こんな人生選べなかったな」

そんな未来に立っていることがあります。

礼子さんの人生も、ここから少しずつ変わっていきそうです。

 

 

「あなたは、もう自分を罰しなくていい。
幸せになっていい。
安心して愛されていい。
そして、自分をゆるしなさい。
あなたは、本当は、ずっと大切な存在だったのだから」

 

 

もしこの体験談を読んで、

「私も、なぜか苦しい人間関係ばかり繰り返す」

そう感じる方がいたら、それは心の奥にある「古い思い込み」が、まだ働いているだけかもしれません。

人生は、いつからでも変えていけます。

そして、その第一歩は、「私は、幸せになっていい」

と、自分に許可を出してあげることなのかもしれません。