カタリ派の過去世を思い出す | 人生の意味と使命を思い出す退行催眠 【雲の上のアレキサンドリア】

人生の意味と使命を思い出す退行催眠 【雲の上のアレキサンドリア】

退行催眠の体験談ブログです。
実際にあった前世退行催眠での出来事を、ご本人が特定できない
ように表現を変えて投稿します。

   水真 涼


 

北之上あかりさん(仮名・30代女性)は、
子どもの頃から、同じ夢を何度も見ていました。

それはヨーロッパの城の中で、誰かと戦っている夢です。

 

 

その夢の中での自分は、なぜか男性で、
家族や仲間を守るために剣を手に戦っています。

しかし最後は、街が炎に包まれ、
大切な人たちを守りきれなかった悲しみの中で終ります。

目が覚めた後も、
言葉にならない「重苦しさ」と「切なさ」だけが残ります。

その夢を、あかりさんは何度も、何度も見てきたそうです。

 

 

「この夢には意味がある気がするんです」

私の本を読んでくださったあかりさんは、
そう話してくださいました。

「この夢の意味を知りたいんです。
 それと……自分の人生の目的も知りたいです」

その言葉には、
『思い出さなければいけない何かへの確信』を感じました。

 

 

退行催眠体験談

 

 

セッションの中で、私は

「その夢の中に入ってみましょう。
 その時、あなたは何を感じていますか?」と伝えます。

 

 

あかりさんは、ゆっくりと答えます。

「……切ないです。 空が曇っていて、 重い感じがします。
 でも……私には使命があります」

 

「その使命は、どんなものですか?」

少しの沈黙があり——

「家族や仲間を守るためです」

そう話すあかりさんの表情が変化します。

彼女の無意識のテーマが見え始めてきました。

 

 

催眠の誘導を進めていくと、
あかりさんは語り始めました。

「……フランスにいます。私は男性で、名前はゴンザーグです」

 

 

ゴンザーグは敬虔な信仰を持つ、ある共同体の一員でした。
質素で誠実な暮らしをしているようです。

 

 

「何もないのに、満たされている感じがします」

しかし同時に「私たちは、嫌われています」

なぜ、同じ神様を信じているのに…

 

 

「嫌われているのですか? その人たちは、なぜあなたたちを嫌うのでしょう?」

 

 

「……わかりません。
 でも、私たちは異端と呼ばれている気がします」

この時代は、後に「カタリ派(アルビジョワ派)」と呼ばれる人々の時代のようです。

心の中に、このカタリ派とか、アルビジョワという言葉が浮かんできます。

 

 

すこし時間を進めてください。

 

 

場面を進めると、空気が一変します。

「……来ました。軍隊です。私たちは攻撃されています」

要塞に立てこもり、戦う人々が見えます。

 

 

 

燃え上がる街や、
倒れていく仲間たちがいます。

あ~、なんてことなんだ。

やめてくれ

やめてくれ

 

 

「……守れなかった……」

そして彼自身も、その戦いの中で命を落としました。

 

 

 

 

「それは過去の記憶です。今のあなたは安全ですよ」

呼吸を深くしてください。

どうですか?

大丈夫ですか?

 

 

はい、大丈夫です。

 

 

以下は、潜在意識催眠(インターライフに入った意識と対話する催眠です)

 

 

『潜在意識(ハイヤーセルフ)との対話』

深い静寂の中で、意識の層が変わります。

私は、その存在に問いかけます。

 

 

「なぜこの記憶を見せたのですか?」

「その体験を通して、あなたの魂は何を学ぼうとしていますか?」

 

 

返ってきたのは、おだやかで確信に満ちた声でした。

「未消化の感情が残っているからです」

「恐れ、悲しみ、怒り、それが無意識に刻まれています」

 

 

「その感情は、今の人生にどう影響していますか?」

 

 

「強い恐れとなり、恐れを現実化する人間関係を引き寄せています」

「本心を出せない、拒絶されることへの恐れです」

 

 

あかりさんの表情が変わりました。

「……あ、これだ」

「私、ずっと怖かったんです。 嫌われるのが、否定されるのが」

「だから、本音を出せなかったんです」

 

 

この気づきは、頭ではなく、
心の奥の奥からあがってくるような気づきと後におっしゃってました。

 

 

「では、その恐れを超えるために、何が必要でしょうか?」

 

 

潜在意識はこう答えました。

「意味づけを変えることです」

「悲劇ではなく、その中にある成長と恩寵を見ることです」

 

 

目を覚ましたあかりさんは、言いました。

「映画みたいでした……でも、わかりました」

「私の怖さの正体」

 

 

そしてこう続けました。

「でも同時に、勇気も感じたんです」

「ゴンザーグは逃げなかった。私も、もう逃げたくないです」

 

 

あかりさんは、その後、自分と向き合い始めました。

毎日、瞑想もするようになったそうです。

少しずつ本音を伝えるようになり、
人との関係性も変わっていきました。

そしてしばらく後に、
新しいパートナーと出会います。

今は、結婚を真剣に考えているそうです。

 

 

私たちの中には、
言葉にできない「恐れ」や「違和感」があります。

それは、ただの性格ではなく、
深い記憶から来ていることもあるようです。

 

 

その記憶の中には、
乗り越えるための“力”も一緒に眠っています。

あかりさんにとってのそれは、
「ゴンザーグの勇気」でした。

私たちの中にも、
まだ思い出していない“力”があるかもしれません。

 

「恐れの奥には、必ず“本来の力”が眠っているようです。」