初七日の朝。
久しぶり仰いだ空が透き通るようにキレイで。
緑がキラキラしていました。
お寺に向かおうと車に乗り込む前、喪服姿で思わずパシャリ。
キレイなモノはキレイだもんね。
私が生まれた季節。
だからかな。
季節の中で今の時期が一番好きでした。
父は、私の誕生日を待たずに、
その1週間前にひとり静かに旅立っちゃいました。
看護師さんが体位変換に行ってくれた時には(時間的に消灯前のかな?)、呼吸が止まっていたのですね。
父の病状からいくと、
そんなこともあり得たワケですけど。
私としては、徐々に徐々に。。。看取る。
という光景をイメージしていたので。
(私の願望がそれだったってことなのだけど)
そっか、父は最期ひとりで逝ちゃうのを選んだんだなと思いました。
だから、私、よく考えたら、
体力や認知能力はどんどん衰えて行ってた父だけど、
言葉も話せないような弱々しい父の姿を、
最期まで見ることはなかった、ということになります。
お寝巻きにキレイに着替させてもらった後、
私もケアに入らせてもらって最後の髭剃りと、その後のお化粧までさせてもらったのですが。
その時にはじめて、ぽたぽたと涙が溢れ出て来てしまいました。
6年ほど前に現場から離れましたが、
それまで、数えきれないほどの患者さんの最期のケアをさせていただいてきて、、、
そして今、自分の父親にエンゼルメイクをしている。。。
ホントにもう父は目を覚まさないんだな~という実感がわいたのが、その時でした。
最後、病院に通った日々。
やっとやっと父にとってやさしい娘になれました。
最期のほほえみ。
父は、いつものように目を閉じて眠ってるかのようで。
まだ手には体温が残っていました。
誰もそばにはいなかったけど『おいはもう行くばい』って決めて、
苦しまずに眠るようにすーっという間だったんだなぁ~って思う。
17年の闘病から解放されて、
ようやく自由に楽になったやろね^ ^
父も穏やかな顔でしたし、
私も、ふとした時に涙は出るけど穏やかな気持ちだし、ね。
ここまで生きててくれてありがとう。
だから私、それでもやっぱり新緑の季節が好き。

