ホメオパシーが作用する仕組みとしては、精神神経免疫学的な
ものを考えていますが、この「精神神経免疫」という言葉は、
あまりなじみがないかもしれません。
精神神経免疫学
心理、神経、免疫は、それぞれ独立ではなく、相互作用する
ことで、環境への適応を可能にしている。
それぞれの系を独立したものとしてとらえるのではなく、
各系同志の相互関係に注目し、生物を理解しようとする
研究領域。
だ、そうです。
抗アレルギー薬を使うことに異存はないのですが、人によっては
「春先だけだったのに、今は年中いろんなものに反応します。」
というケースがあって、どうしたものかと思っていました。
薬を変えて済む話ではないのです。
かつて、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎は、3歳までに治る
と言われていました。
が、今は3歳までに治らないケースが沢山います。
子供の頃は何もなかったのに、大人になってから発症するケースも
あったりで、「3歳」では説明がつきません。
個人セッションで、症状について深く掘り下げて聞くという作業を
しますと、「精神神経免疫学」的な仕組みを感じます。
アトピー性皮膚炎でも
「人からジロジロ見られてる気がして、気になる。」人と、
「痒みで気が散るので、仕事に差し障る。」人と、
「健康管理ができないルーズな人だと思われてるんじゃないか。」
と言う人では、必要なものが違います。
治療の仕方も
「病院の薬はしっかり塗ってます。」と言う人もいれば、
「薬は使いたくないので・・・。」と言う人もいます。
それぞれの条件に合わせて、レメディーは選びますが、
治療をいきなり止めさせるようなことはしません。
個人セッションを併用しながら経過を見て行きます。
症状との距離感、薬との距離感は、その人の環境でも
あるのです。
同じ四季を、風土を生きているように見えて、環境への
適応の仕方には、実にさまざまなやり方やつまづきが
ありますので、そこを汲む必要があります。