好きなことを変態的に極めたい!
「ゆかりん」こと、後藤ゆかりです♡
昨年の年末から再燃した読書熱。
今も続いていて、今月はすでに14冊目に突入しています。
紙の本、やっぱりいいわぁ♡
読了したどの本も心に響いたのですが、特に「浅葉なつ」さんの「どうかこの声が、あなたに届きますように」は、手元に置いておきたい1冊となりました。
主人公が、元地下アイドルからラジオ番組のアシスタントを経て、一人のパーソナリティへと成長していく物語です。
物語は、主人公の章とリスナーの章に分かれています。
そして、主人公の章では、年齢を重ねていく中での葛藤や成長が時系列で、リスナーの章では、リスナーと、主人公のラジオ番組との関りが描かれています。
随所に人の優しさや温かさがあり、私は、かなりの頻度で涙腺崩壊しながら読みました。
1章ずつがオムニバスのような感じで、読んでいる時は、それぞれが「点」なのです。
でも、最後にそれが全て繋がり「線」となった時、「うわぁ!そうくるか!!」と思わず声が出そうになりましたよ。
とても計算された構成だなぁと、本文とは別のところでも感動しましたもん。
この本は、一般の読者が選考・決定した「読者による文学賞」の第一回受賞作なのだそうです。
その賞のことは、この本を手にするまで知りませんでしたが、読んで納得しました。
物語の中では、ラジオという、顔の見えない媒体は、果たして時代遅れなのか?
そんな問題も提起しています。
私はラジオ派なので、これからも「無くならない」に一票です。
物語の中に、「radiko(ラジコ)」というアプリが登場するのも嬉しい♡
「声」しか届かない。
でも、だからこそ「届くもの」がある。
そんな気持ちになれる1冊でした。
(あくまでも、私の私的な感想です)
主人公やリスナー達のその後が、気になります。
続編、書いて欲しいなぁ。
声を届けるラジオ。
私も、また、やってみたくなりました。
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