中国語通訳 後藤ゆかりです。
11月28日のブログ「湯たんぽの由来は中国語」を書くためにネットで色々と検索していた時に、面白い記事がいくつかありました。
先ず、日本の漢字の読み方は、下記のように4種類に分類できるんですって。
呉音(奈良時代以前に伝来。中国の南方方言)
漢音(奈良から平安初期に伝来。洛陽や西安の方言)
唐音(平安中期から江戸時代に伝来。唐宋音とも呼ぶ)
宋音(宋から元初期に伝来。唐音に含まれる)
そして、「たんぽ」という読み方は「唐音」に属するのだそうです。
湯たんぽの「たんぽ」、つまり元々中国語だった部分の日本語読みと、現在の中国語の発音「tāngpó」がほぼ同じですね。
また、「行灯(あんどん)」も「たんぽ」と同じ「唐音」の仲間。
お~、これも「灯」の中国語の発音は「dēng」だから、日本語の「どん」に近いわ!!
でも「行」の「あん」はどうなんでしょうね?(笑)
それに「男女」も日本語では「だんじょ」とも「なんにょ」とも読みますよね。
これってどうしてなのか、ずっと疑問だったのがようやく氷解!
「なんにょ」は呉音読み。
なので老若男女は「ろうにゃくなんにょ」。
因みに漢音だと「ろうじゃくだんじょ」。
どうして「老若男女」を「ろうにゃくなんにょ」と読むかについては、どちらが一般的な読み方として残ったかによるのだそうです。
また、「古語では濁音を嫌う傾向にあり、ダ行やザ行のように武骨で硬質な響よりも ナ行の柔和で優雅な感じのする発音のほうが好まれた面もあるのでは?」という意見も。
音の響きにこだわるっていうのも素敵ですよね。
いや~、今更!って言われるかも知れませんが、恥ずかしながら私、本当にこんなに細かいことまでは知りませんでした。
漢字のルーツが中国っていうのは知っていても、音読みのルーツまで中国語とは・・・
もっと色々な漢字の音読みについても調べてみたくなりました。
ますます漢字や中国語の魅力にはまっていきそうです。