中国語通訳 後藤ゆかりです。
昨日のブログ「梱包とかインド象とか(笑)」の続編です。
通訳仲間のSちゃんは台湾出身ですが、日本語だって本当に流暢。
なのに、意外な弱点があったというお話。
昨日は「発音」でしたが、今日は「イントネーション」です。
これは彼女のみならず、中国語ネイティブの方に共通することかも知れませんね。
日本語ネイティブにとって、発音に関しては圧倒的に中国語の方が難しいと感じるはず。
でも、イントネーションに関してはどうかしら?
中国語の標準語は4種類の声調があるとはいえ、発音記号には声調も書かれているので、その通りに発音すれば基本的には問題なし。
一方日本語はというと・・・
標準語のイントネーションはあるけれど、発音記号があるわけじゃないので、パッと見分からないですよね。
しかも地方によってイントネーションが逆転したりもするし(笑)
ま、これに関しては中国語でも2声と4声が逆転するなど、あるにはあるけれど・・・
そして今回彼女が苦労したのが「〇〇パーセント増」
単に「〇〇パーセント」と言うのは全然問題なく完璧なのに、後ろに「増」が付くと上手く続かない。
というのも、「〇〇パーセント」の時は、「パーセント」の部分が上から下へ徐々に降りてくるけれど、後ろに「増」を付けようとすると、「パーセント」を一本調子に読まなくちゃいけませんよね?
でも、そこがどうしても下がっちゃうから不自然になってしまうんです。
そこで、ここでも呪文を唱えてみましたよ。
「パーセント増」、「パーセント増」、「パーセント増」
さて、勘の良い方なら、もうそろそろ笑いがこみあげて来た頃かしら?
そう、どうもこの響き「インド象」っぽい(笑)
「アフリカ象」でもいいけどね。
そこで再び彼女にアドバイス。
私:「ねえ、『インド象』って言える?」
Sちゃん:「はい、『インド象』」
あら、難なく言えるじゃない!
私:「これと同じイントネーションで言ってみて」
Sちゃん:「ん~『インド象」ですか。」
「『インド象』、『インド象』、『インド象』、『○○パーセント増』、あれ?言えちゃった」
私:「ね?一緒でしょ?」
なんて、何度か繰り返し、こちらも難なくクリアです。
中国語ネイティブで、ある程度日本語ができる人限定かも知れないけれど、こういう方法で練習してみるのも楽しいかも?
なんて自分の発見(?)に嬉しくなった一日でした(笑)
