中国語通訳 後藤ゆかりです。
先週、通訳仲間であるSちゃんの、原稿読みの練習に付き合いました。
Sちゃんは台湾出身。
普段会話している分には、日本語だって全然問題ないんですよ。
でも、原稿を読むのは難しいようだったので、読みのネイティブチェックという、私にとってはとっても楽しいお手伝い。
まず一通り読んでもらい、その後、少しずつ直していくことに。
すると、あれ?あれ?
原稿の文字とは違う音が聞こえてくる(笑)
原稿には「コンポーネント」って書いてあるのに、私の耳には「コンポネイント」って聞こえちゃう。
私 :「コンポーネント」、「コンポーネント」、「コンポーネント」
Sちゃん:「コンポネイント」、「コンポネイント」、「コンポネイント」
って、何だか漫才みたいな掛け合いで・・・
どうしても「ポー」が上手く伸ばせないらしい。
前が上手く伸ばせないから、後ろに不要な「ン」まで入っちゃう。
ん~、困った、どうしよう?
「コンポ―、コンポ―、コンポ―・・・」
何度か繰り返している内に、私、ハタと思いついちゃった。
「これって梱包に似てないかい?」
私:「ねえ、パッキングの『梱包』って言える?」
Sちゃん:「はい、言えますよ。『梱包』でしょ?」
私:「うん、完璧。じゃあ、梱包ネントって言ってみて」
Sちゃん:「はい。梱包ネント」
あら、言えちゃった(笑)
どうやらカタカナの横棒「-」は、どれだけ伸ばせばいいのか分からなかったようなんです。
でも、ひらがなの「う」なら分かるらしい。
そこで、先ほどの「梱包」のように、同じ発音の日本語に変換したら、すんなり言えちゃったんですね。
これって、とっても不思議な現象でした。
先日電話で話した際に発音してもらったら、もうパーフェクトな「コンポーネント」になってましたよ。
明日はその2、『インド象』編をお届けしますね。