こんにちは。高橋ゆりこです。
私は、カウンセリングや講座で心理サポートを行う仕事をしています。
講座では、カウンセラーコースを受け持っているので、カウンセラーを目指す受講生さんのサポートもしています。
私が受け持つカウンセラーコースの受講生さんには、必ずお伝えしていることがあります。
それは、
「私が助けてあげたい」
「私が何とかしてあげたい」
「私が伝えていることをやればうまく行くのに」
という意識が働くうちは、カウンリングはうまく行かない。
ということです。
私が助けてあげたいとか、
私が何とかしてあげたいとか、
私の言うことを聞けばうまく行くとか、
おこがましいっちゅーねん。
ということを、かなり頻繁にくり返し伝えます。
こういう意識が働く人の心の中には、
・クライアント様はかわいそうな存在。被害者。
・クライアント様は、〇〇だから〇〇できない。
・誰かに助けてほしくても、他に助けてもらえる場所がない。
だから、私がなんとかしてあげなくちゃ!
という思いが強くあります。
これは一見、尊くて美しい思いに見えますけど、違います。
この意識があるとカウンセリングがうまく行かない理由は、
本当に救いたいのは、クライアント様ではなく「自分」だから。
自分と同じような思いを抱えている人たちの役に立つことで、
過去の自分を助け出したい。
それを、クライアント様を救うという行動にすり替えてるだけ。
「クライアント様を救いたい」という行動は、
クライアント様のためじゃない。
自分のためなんです。
たいていご本人は無意識で気づいていないけれど。
弱っている人を救ってあげているという顔をして、
実は「かわいそうな過去の私」を救う活動をしているんです。
そういう人は、
自分の価値観を人に押し付けたり、
人に自分への感謝を求めたり、
自分を守るために他者を攻撃したり、
という行動がとても多い。
「奪う」行動ばかりしているので、
反発されたり、否定されたり、感謝されなかったり、
「報われない」と感じることも多くなります。
相手に与えているつもりだっただけで、実は奪っていた。
ということに気づけたら、もう大丈夫です。
クライアント様は、自分で自分を救えます。
ただ、知識がなかったり、方法を知らないだけです。
カウンセラーは、解決するための知識と方法をお伝えして、
クライアント様がご自身の力で歩くお手伝いをするだけ。
あくまでも、解決するのはクライアント様です。
カウンセラーじゃない。
自分を救うことができるのも、自分だけです。
「かわいそうな過去の私」を救う活動は、
他人を使わないで、自分の中だけでやろうね。

】