こんばんは。福島です。
最近紹介された本で「解像度を上げる」というのがあります。
私もうっかりすると、曖昧な思考のまま話してしまうことがありますが、
「解像度」という言葉選びといい、
表紙のデザインといい、帯の言葉といい、
紹介されてすぐに読んでみたくなった本です
(別のどこかの回し者じゃないんですけど笑)
この本は、基本的にはビジネスを前提としていますが、
それ以外にも応用できると思います。
この中に「顧客と同じものを見る」というのがありました。
これしか見つかりませんでした
)
私自身、これを若い頃に実践したことを思い出しました。
20代半ばで税理士法人に転職して、4年経験を積んで、
税理士試験の最終合格が見えてきたとき、転職を決意しました。
独立している税理士の多くは、
どこかの税理士事務所で働きながら試験を受けて、
合格して独立する、というルートをたどることが多いです。
でも、自分は独立する前に、
どうしてもやっておきたいことがありました。
それは、一般企業の経理職です。
税理士事務所で働いていると、
顧客の会社の社長や経理担当者とお話をすることが多いです。
しかし、社長や経理担当者の立場はどのようなものなのか、
会社にいる人にとっての税務や経理はどのようなものなのか、
言い換えれば、
税理士にとってのお客様の立場を経験したくて、
経理職への転職をしました。
転職先が決まって、税理士法人の上司に
上記のことを話して退職したい旨を伝えたところ、
「福島さんの言うことは正しい
でも、それを本当にやる人は初めてだよ
新しい会社でも頑張ってね」
と言われました。
その後、ベンチャー企業の経理職として2年間働きました。
当然、その会社には顧問税理士がついています。
経理職が税理士の資格を持っていて、
そこにやってくる税理士事務所の職員が資格を持っていない、
というねじれ現象の中(担当の方、ごめんなさい)
ここでの2年間は貴重な経験でした。
自分ごととして(自社の)お金の流れを見たり、
資金繰りの一部として税金の予測を気にしたり、
総務経理すべて一人で行う中での税務の位置づけを経験したり、
税理士事務所側では経験できない立場でした。
ここまでキッチリ顧客側に立つことは、
なかなかできることではありませんが、
ビジネスで売る側になると、
どうしても、売る側の気持ちで色々やってしまいます。
なかなか自分で反対の立場を考えるのは難しいです。
ときには第三者の助けも必要です。
直接の顧客の立場でなくても、
様々なサービスを利用する側になるときの
買う側の気持ち・感覚を大切にしたいと感じています。
また、自分の顧客と同じものを見ると同時に、
顧客と違う目線も提供できる人でありたいと思いますし、
そういうサービスもただいま準備中です。
これまで自分が学んで実践してきたことで、
みなさまのお役に立てるようにします。
