選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
リアリティセラピーのカウンセリング は、
ただ聴くだけ
というよりも 積極的に質問して関わっていく
カウンセリング手法です。もちろん、クライエントさんの状況を把握するための質問もありますが、
特に意識されているのは、
(カウンセラーが何かアドバイスをしたり提案するのではなく)
【クライエントさん自身に考えてもらう】ことを大切にしているということです。
質問に対するクライエントさんの陳述を聞いていると、
その方の「思考のクセ」が見えてきます。
なかでもよくお見受けするのが

「○○したいですか?」 と聞いたとき
「でも出来ないんです…」と答えられるパターン。これは、臨床においても、ロールプレイにおいても
驚くほど多い思考のクセ・・・

「ご主人との関係をより良くしたいですか?」
「ダメだと思います」
「仕事にやりがいを感じたいですか?」
「出来ないと思います」
「ご自身の性格を変えたいと思いますか?」
「無理だと思います」ガーーーーン


ロールプレイで、こういうクライエントさんに直面して
すっかり困って迷宮に入ってしまった記憶のある方もおおいはず・・・

日本選択理論心理学会会長の 柿谷正期先生 は、
以前、講座中に見せてくれたロールプレイでこんな例えを用いられていました。
(クライエントさんに向かって)
「○○さんは、パンツと靴下、一緒に履けますか?」ぽかーーーん
とするクライエントの顔が浮かびますね
「いまの○○さんは、パンツと靴下を一緒に履こうとしてる状態
ですね・・・」その状況を想像して、クライエントが思わず笑ってしまう・・・

「もし、ちゃんと身繕いをするなら、どうしますか?」一つずつ、分けて(順番に)取り組むことが必要なんですね…
パンツ
:したいか、したくないか靴下
:できるか、できないか「パンツ履きますか?」と聞かれて
「靴下のサイズが小さいんです」とは答えないですよね^^;
正期先生は、
とても創造的でユーモラスな(そしてちょっと想像力も必要とする)
予想されないような質問で、クライエントさんの
頑固な思考のクセを解くほぐすのがとても上手なんです。
この質問に答えることで、クライエントさんの脳ミソはフル回転しているはずです。
リアリティセラピーのカウンセリングでは、
【クライエントさん自身に“自分の人生について”考えてもらう】ために
カウンセラーも創造性を駆使して、いろいろな例え話や
ユーモラスな質問をたくさんしてみます。
脳がどのようなしくみで動いているかというガイドラインはありますが
どんな質問をしなくてはいけないというマニュアルのようなものはないのです。
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