被災地からの連絡 | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんにちは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


昨晩、震災被災地に暮らす知人から電話をもらいました。


何もやる気がおきないし、

家族にあたってしまうし、

夜中に泣き叫んじゃうし、

海に飛び込みたくなるし・・・


こんなに気分が滅入ることはこれまでにない。

いったいどうしたらいい?・・・





かろうじて、避難所生活は免れて、自宅ですごしているものの
外に出れば、家の壁はひび割れ、道はデコボコ。

その道を自衛隊の車が始終行き来しながら、先の見えない作業。
いつになったら生活が落ち着くのか見通しのつかない不安。

誰かにその話をしたくても、周りはみんな被災者同士。

辛い、不安だ…と口を開けば、
うちは○○が亡くなって…。誰々さんのところは家が流されて…と
「あなたはまだマシな方でしょ…」と、暗黙のメッセージをもらう。





そんな状況を打ち明けてもらっているのに、
何もできない自分にもどかしさを感じました。





震災直後から4週間ほどの間に適切とされている支援法に
「サイコロジカル・ファーストエイド」があります。

これは、被災者に関わるすべての支援者、救援者にとって必要とされる基本的態度や
被災直後の苦痛を和らげるための介入方法をまとめたものです。

「サイコロジカル・ファーストエイド実施の手引き第2版」



でも、少しずつ時は経ち、
震災直後の緊急度の高い(生存の欲求に直結する)支援状況が落ち着いてきて、
すでに、もっと包括的な心理的側面のケアが必要な時期を迎えていることを感じました。






こんなに憂鬱で、やる気がでないのは初めてだよ…ため息 ハァー・・・。

と漏らす彼女。


でも考えてみれば、
今回の震災の形容詞としてよく見かけた「未曾有の」とは
「いまだかつてあり得なかった…」という意味。


だから本当は
「いまだかつてあり得なかった」ほど、落ち込んだり、不安になったりしても
全然おかしなことではないはずなのに…。




彼女は、
「なっちゃんだったらプロだから、(電話)かけてみようと思って…」
と言ってくれましたが、

話を聴けば聴くほど、
カウンセラー(専門家)としての助言を求められているというよりも、

安心してその辛さを語る相手、
それでもなんとかしようと思っている小さな自分の努力を励ましてくれるつながり
を求めているのだと理解しました。



PTSDやうつへの対応が求められる時期は震災1カ月後以降とも言われています。

そして、グラッサー博士が言うように、
人は孤独であることで、その症状を悪化させる・・・。





本当に、「世界で一番の悲しみは孤独…」なんですよね。




そう考えたら、
心の専門家じゃなくても、資格なんかなくても、
誰でも出来ることはあるはずで・・・。


というか、こういう時は、カウンセラーとしての知識が
邪魔になることだってあるんじゃないかと思ったりもして…。





まずは、彼女に手紙を送ろうと思います。
(ネットが出来る人ではないので…)

なんだか今日はまとまらない記事だわ…。