キラキラした眠らない街
大袈裟に、褒めちぎるキャッチ 無視され、舌打ちした。

クスクス笑われて、自棄になって、
睨み付けるように振り向いたら アレッ可愛いギャルがいるけど、俺声掛けてねぇし、なんなんだよ
それでも、営業スマイルて奴で ギャルに、近付いたら
『キャッチ、下手だよね?』て クスクスから、ゲラゲラ笑い出した。
『だって、顔に、表情出過ぎ、あんなんじゃ、捕まらないよ』 と涙目で、ほほ笑む。

営業スマイルから、素に戻って
『うぜーし』と軽く鼻で笑う。
『まぁいいや、あたし、そこで働いてるから飲みに来てよ』と 名刺を、そそくさと渡すと、
『やだっ遅刻しちゃう』と
慌てて人並みに消えて行った。

そう、それが、あいつとの、
出会いだったんだ。
あの時、運命の砂時計は、
動き出したんだ。

短すぎる夏のかおりと足跡を
残して
見た目ギャルとチャラ男の
ラブストーリーてところかな?
ミカ、俺…今日も、うまく笑えてたかな?
ミカの好きな俺でいられたかな?
怒涛の半年だったけど、
世界一カッコイイ恋をしたよな?
空を見上げ、呟く。
ミカ…と呼び掛けてもいない。
愛しい人の名前を呟きながら