三冊組シリーズの二冊目。一冊目は文学とライトノベルのちょうど中間くらいの感触で、ある程度文学の香りがするのが好きな私には好感触。今すぐ使えそうな描写が多かったのも良かった!


期待値が高すぎたのか、少し残念な結果です。今回は、前作と比べると文学の雰囲気は失われてしまったように作者の筆致が主人公の性格や行動に影響されてしまったのかもしれません。


主人公・东霓は前作の主人公・西决のいとこ。中国らしい大家族の中で、実の姉弟のような近しい関係です。更に妹分・南音、それぞれのパートナーや両親も加えてストーリーが展開するのですが、何しろ东霓のキャラクターが・・・10歳近く年下の大学院生が一目で恋に落ちるような容姿と少し崩れた雰囲気。子供の頃のトラウマを抱えていて、ヒステリー気味。男運が悪い。目的の為には手段を択ばないところもあり、正直好きになるのは難しい。決して「救いがたい」というわけではないのですが。

「初めから最後まで楽しく読んだ」とは言えません。それでも、ほころびが大きくなっていく大家族の先行きが気になるので、ここまで付き合ったからには三冊目も読んでみるつもりです。

文章は難しくはありませんが、ストーリーにひねった部分があるので、何度か読み返して事実関係の確認が必要でした。

それにしても、文学的に感じる作品とそう感じない作品って何が違うのでしょうね?日本語でも良く分からないのですが。





这是“龙城三部曲”的第二本。东霓是大家庭郑家的老大,就是第一本的主人公西决的姐姐(正确地说,是堂姐)。

东霓具有模特般的面孔与身材,年少时候梦想过当职业歌手,在新加拨流浪几年后,渡到美国与一位持有绿卡的中国植物学者结婚。后来她生下了个残疾的儿子,带着他跑回中国龙城的家。

她主张是他丈夫嫌弃儿子有病要抛弃母子,跟她提出离婚。可是随着故事的进展,她家里人和读者渐渐知道不完全是这么回事。

东霓为人十分复杂。她年幼时受到了长时间的父母精神虐待,这时不时折磨她。这些好像都已经成为了她的心里障碍,到了故事的结局,也许再过多年也不能摆脱出来。她经常表现出令人不可思议而无法理解的行动和想法,被看成霸道,放纵。但另一方面偶尔露出来的温柔,脆弱还有坚强特别吸引他人。

她受过很多人的伤害,也伤害过很多人。我认为不管读者喜不喜欢她,作为一本小说的主人公她尽责了。

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笛安 《东霓》

湖北长江出版集团
长江文艺出版社
302千字

阅读时间:2014.8.2-8.30
写作时间:30分钟
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