サバちゃんはアレルギー持ちで、痒がってお腹を舐め壊してかさぶた状態。
お腹は、つるっぱげでピンク色。
サバトラ×白の猫なのですが、黒い部分はあまり縞がなく、無地の黒なので、ピンクのお腹と合わせると、さながらジャージー牛です。
痒がるのが不憫で、ステロイドを二日に一錠という頻度で飲ませていました。
内視鏡検査に行き着くには、ステロイドを断薬して二週間が経過している必要があります。
ステロイドとは、まさに「諸刃の剣」で、効果はもちろん絶大なのですが、病変を隠してしまう力を持っています。
わたしは、うすうす、内視鏡検査を視野に入れていました。なので、痒がっていたけれども、あえてステロイドを与えずにしばらくいたのです。
それが当たりでした。
最後に飲んだ日からカウントして二週間経っており、平日で、担当の先生が三日間ちゃんと居る、となると、月曜日に預けて点滴を受けさせ、火曜日に内視鏡検査、その後も点滴を続けて水曜日の夜まで管理してもらい、引き取りに行く。
それしかありません。そして、年末に向けて委託会社さんから鬼のように出張を言い渡されていた夫が、その週だけ全部いたのです。
わたしは、お迎えに当たる日が心理カウンセリングの日でしたが、夫に送ってもらい、たった40分のカウンセリングなので待っていてもらい、その足で病院に迎えに行くという計画を立てました。
内視鏡の予約をしたのが11月2日。術前の検査が12日。
そこまでの10日間は、吐いて吐いて、缶詰も吐いて、わたしは泣いてばかりいました。
自分のせいだ、優しくしなかったどころか、吐いたことを怒ってた。
邪険に扱って、わたしのトイレについてくるのを「何の用事? ママ、休憩なんかしてないよ? ハウス!」と追い返してしまってました。
サバちゃんはママのストーカーで、トイレに来るのは赤ちゃんの頃からずっとだったのに。
本当にひどいことをしてしまいました。悔やんでも悔やみきれません。ひどいママ。ひどいよわたし…。
もはやなにもかもどうでもよく、びくびくしながらサバちゃんを見て過ごしました。
やっと事前検査の日が来ました。11月12日。
サバちゃんの体重はさらに減って5.1キロになってしまっていました。
レポートを読んでドクターも、あまりの状態悪さに思うことがあったことでしょう。
血液検査の結果、何もどこも悪くはないので、予定通り15日月曜日に入院、16日火曜日に内視鏡検査、一日様子を管理してもらい、17日水曜日の夜にお迎え、ということになりました。
もしも返せないくらい状態が悪かったら連絡が来ることになりました。
そこからの三日間は甘やかしました。すると、調子に乗って、ちゅ~るをお代わりしに来ました。
わたしはFacebookだけで活動をしているのですが、サバちゃんの具合が悪いこと、内視鏡検査を受けることなどを書くと、皆さん注文しにくくなってしまうし、仕事が減るのは嫌でした。
もっとこうしたら?とか、あっちにこういう先生がいるから紹介するよ?とか、色々言われるのも嫌いです。
なので、笑える話だけを写真付きでUPしました。
ちゅ~るをお代わりしに来た話は可愛い写真付きで上げたので、反響も大きかったです。
15日月曜日。わたしが午後の遅い時に起きると、サバちゃんは当然、ご飯をねだりに来ます。
よく吐くのに、根が食いしん坊なので、あきらめないんですね。
なので「今日はサバちゃん病院行くから、ゴハンは無しなの!」と、強く言ったら、
理解して、フン!とドームベッドに飛び込んでふて寝していました。
閉院前に来てくれればいいですとのことだったので、18時半に出発。
サバちゃんは、「病院に行く」とわかっていたので、この日は暴れてわたしのカーディガンに穴をあけました。
先生に引き渡し。
サバちゃんのいない二晩…。
わたしは狂ったように仕事をしました。
天然石の仕事を今はやっているのですが、この二晩のうちに新作の撮影をしてショップに掲載してオープンさせたかったのです。
サバちゃんが帰って来たら、サバちゃんファーストになるから。
淡々と作業をこなし、病院からは夫にも私にも連絡はなく、無事に検査は終わったらしいことがわかりました。
11月17日、久しぶりのカウンセリングの後、サバちゃんを迎えに行きました。

2021.11月