わたしのところには、猫が二匹います。
一緒の部屋で暮らしているのはメスで、
普通に、猫として、とてもかわいい子です。
見た目が、というわけではなくて、
(そりゃやっぱり、スコちゃんやアメショちゃんは見た目が可愛い)、
雑種ネコなので、まあ、普通に可愛いのですが、
この子は、性格がものすごくいいんです。
天真爛漫で、いつも機嫌が良くて、シッポがピーンと立っています。
たまに、わたしが怒って、喧嘩になって、
シャーッ!とか言っても、そのシャーッに迫力がなくて、
吹き出しちゃうくらい、可愛い子です。
すぐに仲直りしてくれて、一緒に寝てくれます。
起きる時間にアラームが鳴って、
わたしが不機嫌の極みでもがいていると(めちゃ寝起きが悪い)、
お腹に飛び乗って来て、お尻を顔に向けて、
ピンポイントで、わたしの膀胱を、フミフミしてくれる、
優しい(!)子です。

とびきり可愛く撮れてるの図。
伏せするときは、いつもこんな風に、きちんとお手手を揃えています。
サバトラ×白です。
もう一匹は、外猫だった子です。
オスです。
部屋で一緒に暮らそうとトライしてみたのですが、
半年間かかっても、どうしても、どうしてもうまく行かず、
泣きながらお外に帰ってもらって、
そしたら、ガレージを選んで、そこに餌だけもらいに来てた子を追い出したので、
夫が慌てて、堅牢な、高床式の犬小屋を発注して、
ガレージの奥に床を張り、電気を通して、
暖房の出来る小屋を設置しました。
そこに住んでもらっています。
好きな時に好きなところに出掛け、
寒ければ小屋でぬくぬく寝ており、
わたしが一日に2回、夫が平日だと1回、様子を見に行き、
一緒に過ごして、必要なケアをやっています。
毎日体を拭き、ブラッシングして毛もツヤツヤ。
餌だってロイヤルカナン食べてます。
4年前のお正月明けに、いきなり近所に、
沢山のノラ猫が、現れました。
いきなりだったので、世話をしていた人が、何らかの事情で、いなくなったとしか
考えられません。
7~8匹はいました。
そのうちの一匹でしたが、どうも立場が一番上だったようで、
夫をターゲットに絞り、庭やガレージにいついたそうです。
やがてわたしにもなついて、餌を必死にねだってくる姿がいじらしくて、
わたしは名前を勝手につけて、春先までは外で可愛がりました。
余りにも寒いので、ドームベッドを買って来て、わたしの玄関前に置いたら、
入っていてくれたものです。
この子はキジトラなんですが、
後ろ足が、一本なくて、三本足なんです。
夫が「あの三本足、また来てたよ。」とか言うのが嫌で、
わたしは勝手に名前をつけて呼び、
その子もすぐに覚えて、呼ぶと、どこからともなく出て来ました。
わたしには、犬を飼った経験があります。
それは、三本足の、柴犬でした。
知り合いの知り合いに、ブリーダーさんがいて、
生まれつき、脚が一本欠損していたので、
殺処分になると聞いて、頼んでいただいた柴犬です。
大きくならなくて、今で言う、マメシバの大きさでした。
足が一本ないなんて、わからないくらい、早く走れて、
元気で、食いしん坊で、やんちゃでした。
でも、たった3年で、死なせてしまったのです。
具合が悪そうだったのに、貧乏で車もなく、交替勤務で父が不在のことが多く、
動物病院も近所にはなく、
わたしはまだ子供で、発言権もなく、
たった3歳で、死なせてしまいました。
だから、あの猫が三本足だって知った時、
ああ、来てくれたんだ、と思うよりほかありませんでした。
このキジトラは、ものすごく、頭がいいです。
外猫だから、いろいろ、敏感で俊敏なのはわかりますが、
こちらが言っていることが、すべて伝わるのです。
お姑さんのことが嫌いで、すぐ逃げるのですが、
「なによ、こっちにいらっしゃいよ。」
「いや~ん。」
「なーにが嫌なのよ、いじめないわよ。」
「いや~ん。」と、
ちゃんと会話が成立します。
食べ物を欲しい時の鳴き方も決まっているので、
そうじゃないときに出すと、順序が違う!と怒っていなくなってしまいます。
愛情重視なんです。
まずは心を愛情で満たして、それから、体のケア。
おやつ。
そのあと、ごはん。
仕上げにまた、愛情確認。
全て、タイミングが大事なので、失敗すると、ぷいっといなくなってしまいます。
なので、こちらも常に慎重に接します。
また、彼は時計を持っているらしく、
わたしが行く時間を知っていて、待っています。
こちらの都合で、早く行ってみても、いぶかしんで、会ってくれません。
昨日の夜も、わたしが会いに行こうと階段を降りて行ったら、
彼も外回りからちょうど帰って来て、路地でバッタリ会って、
それから、彼のリビングでいちゃいちゃしました。
出掛けるついでにとか、帰って来てちょっとだけ、という会い方も、
許してくれません。
ちゃんと、会う時用の服装をしていないと、いぶかしんで会ってくれません。
非常に扱いにくいです。
でも、全部わかっているのです。
言葉を全部理解していて、時間もわかる。
最初は、猫として何十回も生まれ変わってきてるのかなあ、と思いましたが、
最近、精霊も、妖精も、居て当たり前と聞いて、
そうか、この子の外見は、
わたしにコンタクトしやすいように、三本足だったんだ、
そして、いい歳になってから猫派になったのを見計らって、
やってきてくれた、精霊なんだ、と思うようになりました。
わたしのために、やってきてくれたのです。きっとそうです。
たまたま、猫の形をしてるだけなのです。
死んでしまった犬の生まれ変わりかもしれないし、
そうじゃないかもしれないけれど、
普通の猫ではないことが、はっきりわかります。
自分のビジュアルが、可愛いことを知っているし、
どのポーズをしてみせたら、人間がイチコロなのかも、熟知しています。
めっちゃ可愛い子です。
いじけます。すねます。じらします。

マスカットグリーンの眼がとても綺麗で、鳴き声は高く甘く、
きゅん!ってする、すっごい可愛い声なのです。
本当は3人で仲良く部屋で暮らせたら良かったのですが、
どうしても難しかったので、半分お外ということで、我慢してもらっています。
でも、大事なうちの子なので、年に一回は宿泊して、ペットドッグを受けています。
外で暮らしているとは思えないくらい、健康です、と言ってもらえています。
冬場は、暖房をしていると言っても、
暑すぎると小屋に入っていてもらえず、
寒いと病気にさせてしまうので、こまめに温度管理をしています。
わたしの天使ちゃんと、わたしの精霊ちゃん。
甲乙つけがたく、可愛い子たちです。
癒してくれます。慰めてくれます。元気もくれます。
息子を育て上げてしまったわたしにとっては、一番守るべき命かもしれません。
責任を感じます。
どうかどうか、一日でも、楽しく、幸せに、
長生きしてくれますようにと、願うばかりです。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
「ゆきのひ。」