ある方からのご質問。
障がいのあるきょうだいのほうが、自分よりも大事にされたと感じましたか?
それは、例えば、たくさんおもちゃを買ってもらえた…とか。
私の場合、そのようなことはなかったと思います。
ひとつは8歳の年の差でしたから、弟にやきもちを焼くようなことはありませんでした。
年齢が近いきょうだいだと、摩擦はあるだろうと思います。
弟への両親の思いは、とても深いものだったと思います。
不憫だ、という思いは強かった。
両親は昭和初期に生まれた人たちなので、障がい観は古典的。
きょうだいは健常なので出来て当たり前。
褒めて育てる人たちではなく、愛情を伝え合うような会話は子ども時代に記憶なし。
両親が高齢になってからしてあげることができました。
弟の障がいがわかってから、私への関心は薄いな…とは感じていました。
親に心配かけないようにとの思いで、
心配かけないようにと勉強頑張って、そこそこの成績でした。
学校でいじめられてたことは親には言いませんでした。
親への私なりの思いや配慮と親の感覚にはズレがいつもありました。
わかってほしいと思いつつも、その頃はもう素直に両親に甘えられる年齢ではなく、気持ちは私の中に置いたままです。
でも、いつの頃からか、両親が弟のためにしてあげるすべてのことは弟への「愛情」だと理解しました。
人より手のかかる弟をお世話してくださるみなさんへの感謝の気持ちも。
両親の気持ちは理解できました。
20代になってから、母が「あんたは甘えてくれない」と言ったことがありました。
「私が甘えたい時に貴方の背中にはゆとりがなかったでしょ?」と思いましたが、母に言ってはいません。
ヤキモチとかはなかったけれど、きょうだいとして育つ大変さを
親でなくても良いので、わかってくれる人がいたらいいなとは思っています。
きょうだい支援の会の前になると、いろんなことを思い出します。