名探偵にさよならを/小西マサテル
おじいちゃん、まだそばにいてよ。
もっと物語を聞かせて――
累計25万部突破!『このミス』大賞受賞作『名探偵のままでいて』シリーズ完結
レビー小体型認知症を患う祖父の「最後」の名推理!
『赤い館の秘密』『ユダの窓』『暁の死線』など
古典作品が彩る感涙の安楽椅子探偵ミステリー。
(あらすじ)
楓たちが知り合った〝小林少年〟の夏の記憶――炎に包まれる家の中、車椅子に乗ったおばあさんはどこへ消えてしまったのか。古アパートの〝音〟と〝鍵〟の二重密室や、豪華客船内で起きた『ユダの窓』パターンの密室殺人など、レビー小体型認知症の楓の祖父は快刀乱麻に謎を解き明かしていく。しかし、祖父の病状は悪化の一途をたどっており、楓との永遠の別れは確実に近付きつつあった……。(Amazonより)
読了。
おじいちゃんシリーズ第3弾。
もうタイトルから悲しい結末を想像してしまう……。
着実におじいちゃんとのお別れが近づいていて、その描写に切なくなるし、楓もそれについて受け入れようと必死だし、4章はタイトル(瀕死の名探偵!)からして心配だし、読んでて涙出てきちゃって大変でした。何せ病院の待合室で読んでたから。
最後の一文もいいし、素敵な終わり方でよかったです。
楓の恋にもちゃんと結末があって、いつか楓は桜色のコートを着て、愛しい人と笑いながら歩くのかな。そこにおじいちゃんもいるのかなとか想像するのも楽しかったです。
