◆遊廓島心中譚/霜月流

第70回江戸川乱歩賞受賞作!

アニバーサリーイヤーに、ミステリ界の新たな歴史を作る期待の新人、満を持して登場!

幕末日本。幼いころから綺麗な石にしか興味のない町娘・伊佐のもとへ、父・繁蔵の訃報が伝えられた。さらに真面目一筋だった木挽き職人の父の遺骸には、横浜・港崎遊廓(通称:遊廓島)の遊女屋・岩亀楼と、そこの遊女と思しき「潮騒」という名の書かれた鑑札が添えられ、挙げ句、父には攘夷派の強盗に与した上に町娘を殺した容疑がかけられていた。伊佐は父の無実と死の真相を確かめるべく、かつての父の弟子・幸正の斡旋で、外国人の妾となって遊廓島に乗り込む。そこで出会ったのは、「遊女殺し」の異名を持つ英国海軍の将校・メイソン。初めはメイソンを恐れていた伊佐だったが、彼の宝石のように美しい目と実直な人柄に惹かれていく。伊佐はメイソンの力を借りながら、次第に事件の真相に近づいていくが……。(講談社サイトより)


読了。

りょうさんからぜひ読んで!感想を!と言われた1冊。りょうさん、読みました〜。


江戸川乱歩賞ってことでミステリなので、らしゃめん(外国人の現地妻)になった伊佐とメイソンが調査に乗り出していますが、ミステリより二人が心通わせていく部分が多めで、解決編で一気に謎を解いてく感じです。謎は三本柱なんですが、その三つがうまく絡んだ解決編、面白かったです。


ただ、伊佐とメイソンが純愛すぎるかなぁ…。らしゃめんって外国人の現地妻なだから「らしゃめんになります!でも、肌は許しません!」で旦那さまは納得するのかと(下世話な話、そもそもそういうためにいるわけで…)。

まぁ、ここ以外にもいろいろツッコミたいとこはあるんだけど、お父さんの死の真相を調べるのにらしゃめんになったら、お父さん悲しむよ〜💦


乱歩賞の選評も一緒に読んだのですが、東野圭吾先生の選評がわたしの感想と近いかなー。



同時受賞の『フェイク・マッスル』

 わたしの感想だと好き度面白度は同じくらいかなぁー。ミステリ部分なら『遊廓島』のが好き。