◆うまいダッツ/坂木司
とある高校の喫茶部。それぞれ好みのおやつを持ち寄る四人は、不思議な噂を耳にする。
「うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい」
それはただの都市伝説か、それとも--⁉
ゆる部活のメンバーがたどりついた「答え」とは。
「おやつ部」のメンバーが、世界の謎にゆるく挑む。スナックをつまむ指先が光るのは、油のせいだけじゃない、かも。
おいしく楽しく、ときどき切ない5つの物語。(Amazonより)
読了。
甘いもの系日常の謎(?)といえばの坂木さんの連作短編集です。
今回は高校の「おやつ部」の面々が出会う”日常の謎”まではいかないような些細なひっかかりを解決していくお話です。
「おやつ部」の子たちは個性豊かで面白いし互いを尊重できる優しい子たちでした。ガチの部活の充実感もいいけど、「おやつ部」みたいなゆるゆるな部活も楽しそうだなぁ。
登場するおやつは、うまい棒とかチロルチョコとか誰もが一度は見たこと食べたことあるようなおなじみのお菓子ばかりで、読んでいても見た目とか味とかわかるのが嬉しいし、食べたくなる(´~`)モグモグ。
あとがきにありましたが、誰かとおやつをシェアしながらだらだら過ごすことの楽しさや大切さを思い出す1冊でした。
坂木さんの甘いもの系のお話といえば『和菓子のアン』シリーズ。悪意がなくて優しいお話たちばかりで好きです。そして、もれなく和菓子が食べたくなります。
こちらはショートケーキにまつわるお話。
