◆きこえる/道尾秀介
あなたの「耳が」推理する。「音」が導く真相に驚愕する。読者を1ページ目から未知の世界へ連れて行く。謎が「きこえて」くる。衝撃が、あなたの耳に直接届く。物語×音声。小説を立体的に体感する、まったく新しい「謎解き」の新体験型エンタメ、誕生!
突然死んでしまったシンガーソングライターが残した「デモテープ」。家庭に問題を抱える少女の家の「生活音」。言えない過去を抱えた二人の男の「秘密の会話」。夫婦仲に悩む女性が親友に託した「最後の証拠」。古い納屋から見つかったレコーダーに残されていた「カセットテープ」。
私たちの生活に欠かせない「音」。
すべての謎を解く鍵は、ここにある。
読了。
小説と音声を融合させた「体験型ミステリ」。小説内に出てくる2次元コードを読み込んで音声を再生させると真相が聞こえてきます。
音声を聞かなくてもお話として完結(多少違和感はあっても)してはいるのですが、そこに音声が入ることでガラッと世界が変わって面白かったー。
「物語×音声」が効果的なのは「にんげん玉」かな。「きこえる」はホラーっぽくてゾッとした。体験型ミステリは誰かと答え合わせしたくなるなぁ…。解釈が合ってるかちょっと不安(笑)。
