◆ローズマリーのあまき香り/島田荘司

世界中で人気を博す、生きる伝説のバレリーナ・クレスパンが密室で殺された。1977年10月、ニューヨークのバレエシアターで上演された「スカボロゥの祭り」で主役を務めたクレスパン。警察の調べによると、彼女は2幕と3幕の間の休憩時間の最中に、専用の控室で撲殺されたという。しかし3幕以降も舞台は続行された。さらに観客たちは、最後までクレスパンの踊りを見ていた、と言っていてーー?

名探偵・御手洗潔も活躍、島田荘司待望の長編新作!(講談社BOOK倶楽部)



読了。

久しぶりの島田先生、御手洗さんでした。


【幕間の休憩時間に密室で撲殺されたバレリーナは死後も踊っていた】という嘘みたいな事件。こんな事件でも、御手洗さんは解いてしまうのですね。

一見、関係ないようなエピソードが盛り込まれていて、なんだろう?となりますが、それらもきっちり余すことなくきれいに解決するのはさすがです。

読後、あーやっぱり御手洗さんいいなぁと思える作品でした。


動機は、こういう状況になったら、こうなるのは当然想像できるし、この結果は致し方ないかなぁと思います。わたしだってそうなると思う。


それにしても、この厚さ。

レンガ本を見ると毎回「こんな長いの読めない」って絶望感いっぱいになるのですが、やっぱり読めるもんですね。だいたい2週間で読了。



オフ会でおすすめしていただいた短編集。こちらも早く再読したいなぁ。

そう。実は再読なんですよ…。どちらも読んでます。読んだことは覚えてるけど、内容はだいたい忘れてるんだなぁ。