◆塗仏の宴/京極夏彦

昭和28年春。小説家、関口巽の許に奇怪な取材依頼が齎(もたら)された。伊豆山中の集落が住人ごと忽然と消え失せたのだという。調査に赴いた関口に郷土史家を名乗る和装の男が嘯(うそぶ)く。──「世の中には不思議でないものなどないのです」男が現出させたこの世ならざる怪異。関口は異空間へと誘われるのか?6つの妖怪(ぬっぺっぽう・うわん・ひょうすべ・わいら・しょうけら・おとろし)の物語で、「宴」の「支度」は整い、その結末は「始末」にて明らかとなる。
(Amazonより)


読了!
長い!重たい!(笑)

舞台が思いっきり地元なので、地名が馴染み深いものばかりで想像しやすかったです。

登場人物も関連団体も多すぎて…全然覚えられませんし、関係も入り組んでてややこしいし、全然覚えられません(2回目)。

物語の展開もですが、京極堂の宮村先生や多々良さんとの妖怪談義がすごい…。これを書ける京極先生の知識量とか考察力とかがすごいってことだよなぁーと感心しながら読んでました。

相変わらず、榎さんが自由奔放でステキでした。榎さんがいると話がサクサク進むし、朱美さんやお潤さんも好きなので、たくさん出てきて嬉しかった。二人とも気風のよくてかっこいい。
関口くんは相変わらず扱いが不憫…。



こんな長く分厚い本なんて読めないと思ってしまいますが…読み始めるとどんどんと引き込まれてこの物語の結末を知りたいの一心で、やっぱり最後まで読めてしまうんですよねぇ。何なら『宴の始末』は気になって読むスピードが上がりました。

読み終わった頃に図書館で次の本を探してて、『ローズマリーのあまき香り』を見つけたのですが…思っていたよりもレンガ本で慄きました。さすがに『塗仏』直後に手が出せる厚さではなかった…。レンガ本は一旦お休み!