ティモシー・シャラメ君の美しいお顔が好きなので、
公開初日初回に観てきました!
感想…この映画がお好きな方には不快な思いをさせてしまうかもしれません。
(そもそもこの記事を読んでくださる方が何人いらっしゃるかわかりませんが)
批判的なものは読みたくないなぁという方はここで閉じてくださいますようお願いいたします。
仮に読んでいただいたとしても、得るものは特に無いと思われます。すみません。
良かったと思うところ
①疾走感がすごくて上映時間が短く感じた!
150分、つまり2時間30分が2時間程度に感じました。
②主人公の幼馴染役の若い女優さん、オデッサ・アザイオン(ODESSA A'ZION)さんがすごく良かった。
赤ちゃんみたいな無垢な澄んだ目にハッとさせられました。彼女が助演女優賞でノミネートされてないことにびっくり。
③日本人の卓球選手エンドウ役を演じた、デフリンピックのメダリストの卓球選手の方の佇まいがすごく良かった。
最後にマーティからの再試合を承諾した時の表情とか、本物の俳優さんみたいでした
う~~ん…と思ったところ
①1950年代が舞台で、第2次大戦に関わる不謹慎ジョークがチラホラ…日本人としては聞いていて辛い言葉もあった
②終盤はその50年代の東京が舞台になるのですが、日本人の衣装や髪型は当時の雰囲気を出していたと思うし、
日本語は完璧なネイティブの方が喋っていたと思うけど、客席の女性の応援団の揃い過ぎた奇妙な動きや、
昭和の日本人なのにみんな立ち上がってガッツポーズをしたり、
実況の人の日本語が昭和初期のそれではなく完全に現代日本人の喋り方だったり、
「見た目は昭和の日本人のコスプレだけど中身は普通に現代アメリカ人の集まり」みたいな、
なんとも奇妙なシーンに見えてしまって、全く集中できなかった。
特に女性の応援団の挙動は本当にヘンだった。ああいうギャグなのかな?面白くもなかったけど。
③最後に病院で生まれたばかりの赤ちゃんを映してエンディング、なんだけど、新生児室的なところに
大勢集められた赤ちゃんたちの泣き声が元気すぎ&大きさもどう見ても3~4か月くらいの赤ちゃんで、
これを新生児というには無理がありまっせ…と思ってしまった。
これは子供のいる人なら全員引っかかると思う。
生まれたての赤ちゃんってほぼ寝ていて、新生児室で起きていてる子がいても黙ってうごうご動いている程度で、
もっと静かだし、新生児の泣き声ってもっと弱々しいんですよ。
あんなはっきり大音量で「おぎゃー!おぎゃー!」って泣かないよ。
リアリティよりも演出のわかりやすさというか、誇張して表現したってことなんでしょうね。
お話もかなりとっ散らかっているというか、
犬を探すエピソードも右往左往して散々時間をかけた割に最後は尻切れトンボの印象だったし、
往年の名女優役グウィネス・パルトロウは流石の存在感だったけど、最後はそれで出番終わり?とか、
世界選手権には結局出られないままあっさりアメリカに帰ってきたな?とか、
正直ちょっと消化不良に感じました。
2時間半全速力のハイテンションで駆け抜けるというか、
とにかく全編ものすごいパワーは感じました。
BGMも常に大音量だし、ドンガラガッシャーン!!というシーンも多いし、
銃はぷっぱなすわ血は流れるわ、とにかくテンションの高い映画でした。
好きな人はすごく好きだと思う。
思うにA24の作品が私には合わないのかもしれません。
そう判断できるほど多く作品を見ているわけではないのですが。
ちなみに私の好きな映画会社(でいいのか?)は「ワーキング・タイトル」です。
最初に「Working Title」と表示される映画は大体好き。
ブリジットジョーンズとかベイビー・ドライバーとか。
というわけであまり好意的な感想は書けないのですが、
作品の良し悪しを語れるほど私は知識も教養もありません。
単純に好きか嫌いか、という話でいうとあまり好みではなかったな、と。
もうすぐオスカー授賞式ですが、本音を言ってしまえば、これが作品賞&主演男優賞は…獲ってほしくないな…
シャラメ君には去年の「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」で獲ってほしかった。
