夕べ、ジムの仲間15人と、クリスマスディナーに近くの村のレストランに行きました。その時のこと。

遅れて到着した私。空いていた
最後の席に着きました。周りに座っている人々は違う時間帯のクラスの人たち。顔は知っていても話したことのない人ばかり。

「あ、どうしよう。」と初め思い、次の瞬間、「ま、いいか。


そこから、始まった会話でした。
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私は、プニー村に住んでいるの。ヴィリー村に農場を持っていて、そこで、
牛乳を生産しているのよ。
(プニー村も、ヴィリー村も、私の住む村から近いですが、国境を越えたフランス側にある村です。)

あら、私も国際機関で働いたことがあるわ。WHO(世界保健機構)にいて、食品部で7年仕事をしたの。

でも、国際機関がいやになってしまって。組織がひどい縦社会で、ぐずぐず理屈ばかりこねて、ものごとがちっとも前に進まないんですもの。それで、辞めて実家の畜産の仕事に就いたの。

相当に早起きして搾乳するかって?

いいえ、朝の搾乳はロボットがするの。私は、朝6時半に起きればいいの。

生産した牛乳は、ジュネーブに売るのよ。

そう、フランスで生産しているけれど、私の住む地域では、国境を越えてスイスに牛乳を売ることが許可されているの。ジュネーブに隣接するジェックスとか、かなり広い地域でそれが認められているわ。

ジュネーブには、今、牛乳を生産する農家が5件だけ。だから、フランスから牛乳を持って行っていいことになっているの。競争にならないからね。

あら、この赤ワインを生産した人、知っている人だわ。彼は、ジュネーブ州の農民組合の代表者よ。ジュネーブの農業政策について、農民を代表して意見を言う人よ。

あなたも、ジュネーブのワインが好きなのね。

あら、ダルダニー村のワインが特に好きなの?私もよ。Pというワイナリーを知っている?私は、そこのワインが好き。

Pワイナリーのご主人は、ジュネーブのワイン生産者組合の会長なのよ。

あらそう、あなた、ジュネーブ日本人会ワインクラブの会長なの。

ワインクラブで、ジュネーブのワインを紹介したいのね。オーケー、じゃあ、その人の名前はベルナール・ボッソよ。私からの紹介と言って、相談を持ちかけてみて。

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こんな展開、思ってもみなかった。

人は皆、師匠。

人は皆、何かを持っている。

人は皆、話してみなければ分からないものだ。

さあ、来年は、
ジュネーブのワインを知ろう」という企画を立てよう。


(2014.12.19)