きょうの朝履いて家を出た靴と、夕方履いて帰宅した靴は、違う靴でした。 

今日から、私の人生は変わりました。 

私はこれから毎日、特製の中敷きを入れて、靴を履きます。どんな靴でも。 

今まで、中敷きの外せる靴と、そうでない靴があるなんて、全く知らなかった。

なんて幸せだったんでしょう、私は!

一歩踏み出す度に、左足の裏におかしな痛みを感じるようになったのは、今年のお正月休み。放っておくと数時間で治まる痛みだったので、気にも留めませんでした。 

それから半年。歩けなくなりました。左足が悲鳴を上げたのです。 

左足に体重をかけないよう、そろりそろりと歩く日が始まりました。 

足の専門医の診察を受け、加齢による足の変形と診断されました。 

今まで毎日、私を支えて来た足。せっかちに、セカセカ前のめりになって歩く私を、無理に無理を重ねて支えて来てくれた足。半世紀以上生きて、きっと疲れが限界に来たんですね。 

足のお医者さんは、私の足に合う特製の中敷きを作ってくれました。 

明日から、この中敷きと一緒に私の暮らしは始まります。 

山歩きをする靴にも入れる、それほど大切な中敷きです。 

歩くことは、私にとって欠かせないんです。仕事にも暮らしにも、こころの健康にも。 

ずっと歩き続るために、これからは、もっともっと気を付けて、足を労ってあげよう。 

(7月16日)