友達のドロシーと、久しぶりにお昼ご飯を一緒にしました。

近況を聞いてビックリ。今の会社に辞職届けを出したというではありませんか。

自分が経験してからというもの、失業には敏感になっている私、すぐに彼女を心配しました。ドロシーは会計の優秀な専門家ですが、それでもこの不景気に、なぜまた自分からわざわざそんな危険なことを、、。私の頭の中は、?で、一杯に。

よく話しを聞いて、訳がわかり、そして彼女はカッコイーと思いました。 

次の仕事が決まっているというのです。それも、ベルンに。 

なんでも、今の職場の雰囲気にどうしても馴染めず、精神的に苦しんでいたそうです。そのうえ、職場の状況は悪くなる一方だったそうです。 

そんなことをちっとも知らなかった私! 

ドロシーは、友人に愚痴を言いませんでした。 

いえ、少しは言ったと思います。彼女が、職場を好きでないことは私もチラと耳にしたことがありますから。 

でも、それは問題じゃない。 

ドロシーを偉いなと思ったのは、愚痴をこぼす代わりに、仕事を探したことです。不満を抱え、愚痴を言うのも、仕事を探すのもエネルギー。彼女は、同じエネルギーを、仕事捜しに向けたのでした。 

今度の仕事の場所はベルンです。今の家を引き払い、移り住まなければなりません。 

彼女のパートナーはジュネーブに仕事を持っています。だから、週末には彼のところに来るという、遠距離パートナーシップになります。ジュネーブとベルンは20分に一本、特急があって2時間足らずですが、それでも、近所に住む今までの暮らしからは、大きく変化するでしょう。新幹線 

お給料も今より下がるそうです。 

「でも、いいの。私は、新しい職場の人たちと、きっと、気持ち良く仕事をしていけると思うから。」 

こう言える、ドロシー。この言葉は、彼女が辛い経験から学んだ人生の知恵ですね。 

行動して、変化を引き受けたドロシー、次の仕事では幸せになってね!

(4月14日)