(第61番~第70番) から
【第71番】 弥谷寺(いやだにじ) 本尊 千手観世音菩薩
仁王門から大師堂まで“百八煩悩階段”という長い階段があります。これがシンドイ人はマイクロバス(往復600円)で行くことができます。さらに大師堂から本堂までもたいそうな階段です。本堂からは観音寺方面の平野が見渡せました。
ここから先の、72番から76番までの5つは、善通寺市内にあります。
【第72番】 曼荼羅寺(まんだらじ) 本尊 大日如来
弘法大師の先祖・佐伯一族の氏寺として建立され、大師が唐から招来した金剛界・胎蔵界曼荼羅を安置し、本尊に大日如来を祀ったというお寺です。
本堂の垂れ幕に描かれていた“寺紋”とこれに似た“組紐(結)”が気にかかります。
本堂右横の観音堂には聖観音が祀られ、本堂左横には八幡宮がありました。
【第73番】 出釋迦寺(しゅっしゃかじ) 本尊 釈迦如来
寺号は、弘法大師が真魚と呼ばれていた7歳の時に、大誓願を立てようと断崖から身を投じたことに由来するようです。チャンちゃんや小栗さんが断崖から身を投じたら、ダイレクトに即死するだけでしょう。善通寺市で生まれた小栗さんは、チャンちゃんと共に真言密教を学んでいた同い年のタコ友。
【第74番】 甲山寺(こうやまじ) 本尊 薬師如来
本尊は薬師如来ですが、弘法大師が毘沙門天の尊像を岩窟に安置したのが始まりのお寺だそうです。
境内には、女性の守り神「淡島大明神」を祀る小さなお社がありました。淡島大明神の本地仏は、弘法大師の求聞持法成就にかかわる虚空蔵菩薩で、東京浅草の浅草寺境内にも淡島堂として祀られています。
【第75番】 善通寺(ぜんつうじ) 本尊 薬師如来
屛風ヶ浦五岳山誕生院総本山善通寺は、紀州高野山の金剛峰寺、京都の東寺と共に、弘法大師の三大霊跡といわれ、真言宗発祥の根本道場ということになっています。なので大型観光バスで参拝する団体のお遍路さんが多く、納経所で御朱印を書いてもらうのに15分も並ぶことになってしまいました。ドッヒャ~って感じです。
【第76番】 金倉寺(こんぞうじ) 本尊 薬師如来
鶏足山・金倉寺という名のお寺では、大判小判を模したお守りが販売されていましたが、本尊は薬師如来なので財運とは無関係です。創建当時は道善寺と称していたようですが、後に金倉郷という地名を元に金倉寺に改号されたようです。77番・道隆寺と似ていたからでしょうか。
なお、このお寺は、真言宗ではなく天台宗のお寺で、天台宗寺門派の宗祖・智証大師は弘法大師の甥だとか。天台宗は中国仏教の大成者・智顗が開祖で、空海の真言宗と最澄の天台宗は、日本(二本)の両輪のような役割をしています。
『スピリチュアルドリルの解き方』 ラウルイクセンバーグ (青萠堂) 《前編》
【旧約聖書と新約聖書と原始キリスト教】
『「強い日本」のルーツは最澄にあり』 上之郷利昭 佼正出版社
【密教と天台の関係】
【第77番】 道隆寺(どうりゅうじ) 本尊 薬師如来
寺号は、奈良時代にこの地域一帯に大荘園を有していた和気道隆の名から付けられたそうです。
【第78番】 郷照寺(ごうしょうじ) 本尊 阿弥陀如来
宇多津港を見渡す高台にあり、「厄除けうたづ大師」として信仰を集めているそうです。
本殿と大師堂の前で尺八演奏をしているおじ様がいて、美しく心地よい響きだったので、すっかり聞き入ってしまいました。
【第79番】 天皇寺(てんのうじ) 本尊 十一面観世音菩薩
天皇寺には、仁王門はなく鳥居がありました。鳥居の先には崇徳上皇を祀っていた白峰宮があり、白峰宮が崇徳天皇社であったとき、その別当寺(本堂は白峰宮の左隣にある)であったそうです。 現在は、崇徳上皇を祀ってはおらず、歴史的経緯から天皇寺を寺号としているようです。
【第80番】 国分寺(こくぶんじ) 本尊 十一面千手観世音菩薩
聖武天皇の勅願により、一国に一寺建立された讃岐国の国分寺。本尊の十一面千手観世音菩薩は行基作。
山門には「弁財天の国分寺」と看板が立てられ、境内には真新しい七福神の像がありました。
お遍路後半の4日目(11月9日)はここまでです。
高松市内のホテルに向かいました。
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