《3/4》 より

 

 

【22を超えられない理由】
 23の図形を描いているときに、ある教訓じみた言葉が響いていた。
「人類の集合意識を超え、宇宙意識の元へと旅立つ時。扉の前に自己顕示欲などの誘惑が存在してる・・・・・。銀河レベルの大人になるためには執着を手放し、軽やかになることだ・・・・」
 ・・・中略・・・。なんて素晴らしいシステムだろう。地球人類が22の図形を容易に超えられない理由はここにあると言っても過言ではないだろう。(p.276-277)
 自力でことを成す情熱は、あってしかるべきだろうけれど、自己顕示欲などが介在している場合、多次元全域にわたって、それが有効なのではない。
 フォーカスというインデックス(指標)で進化レベルを区分するヘミシンク関連のスピ系著作においても、我欲系念力の到達領域には上限があることが指摘されている。
   《参照》  『超意識 あなたの願いを叶える力』 坂本政道 (ダイヤモンド社) 《後編》

             【意識の進化は方向付けされている】
 現時点の地球上で、不正な手段を用いこれを強力な我欲念力で推進すれば、成功を得ることは可能だけれど、進化した地球上でこれを続けることはできない。というより、飛躍的に進化した地球上で、そのような我欲人間は存在できないのである。
 モラルレベルが低く我欲の強い愚か者は、傲慢でかつ学ばない性を有するから、進化に方向性があることなど知る由もないだろう。我欲の有無にかかわらずモラルレベルが低いということは、スピリチュアルな意識から遠いという何よりの証拠なのだから、進化して行く地球から振り落とされる時を待つだけである。

 

 

【現在の地球人類がアクセスできる領域は、24が限界】

「ねえ、なんで図形は24までなの? ・・・中略・・・。絶対この先があるはずだよ」 と、妹は言った。
「確かに、この先はあるよ・・・。でも、現在の地球人類がアクセスできる領域は、24が限界領域なんだよ」 (p.292-293)
 『宇宙時計』 を持っている人は、この記述を読んで、図形24と図形25に施されている簡潔な説明文を読み比べることだろう。そして、その時、どう思うのだろう。
 チャンちゃんは、「なぜ24がアクセスできる限界領域なの? なぜ25にアクセスできないの?」 と思いつつ、下記の記述に至って、よけい ??? になってしまった。

 

 

【図形25】

 25番目の図形を描くということは、多次元的に解釈をすると「地球圏を超える」ことを意味していた。それどころか、太陽系もゆうに超えて行くだろう。このアクセスコードを正確にダウンロードしていいものか、この3次元に現象化していいものか、私の中で葛藤がなかったといえばウソになる。(p.297)
 「なぜ、図形25をダウンロードすることに葛藤があったのだろう。
 むしろダウンロードすることに喜びさえ感じられるような図形なんじゃないの」という思い。
 だって、図形25は「祈り」、なのである。
 しかも・・・
  「図形25は白鳥座のアクセスコード・・・?」   (p.306)
 人々の意識に目覚めをもたらすために、かつて白鳥座の領域から、果敢な魂たちが地球に飛来したことがあるようだった。光の道は惑星地球へとつながっていて、これから先も、そういった魂が地球にやってくるための道となるだろう。ベクトルを逆にすれば、地球からこの光の道を通って、目覚めた意識が集う場所に至ることも可能なのだろう。(p.309-310)
 宇宙の星々のエネルギーをダウンロードする技法は、おそらくゾロアスター教の中に秘儀として継承されているのだろうけれど、最奥神界の波動が下りている日本国に住む日本人シャーマンさんたちも、神事を行う時に、複数の星座をイメージの中で繋いでそれを行っている。
 辻さんは、本書内で、いくつかの星々へのポータルを開示しているけれど、銀河系内外の星々を繋ぐ次元の扉(ポータル)がどこにあるかは、“秘中の秘”として口外されてこなかった。
 しかし、近年のスピ本には、本書や下記リンク書籍のように、それらの一部を開示しているものもある。
   《参照》  『プリズム・オブ・リラ』 リサ・ロイヤル&キース・プリースト (ネオデルフィ)

            【アンタレス】 【アンドロメダ】
 今、地球に生まれてきている宇宙人の魂を持つ子供たちは、これらの書籍などを契機として、全てを思い出すのかもしれない。

 

 

【限界なんて超えればいいじゃん】
「限界なんて超えればいいじゃん。図形はいくつまであるの?」 ・・・中略・・・。
「理論上は無限に続くけれど・・・・整数倍のこのシステムの中では360まで。
 整数倍っていうのは、ある界面のことをさし・・・・
 ただし、スタートとゴールに関しては、明確になっている。
 結論から先に言うと、最後の図形は、最初の図形と、白黒反転している。
 終わりは始まり、始まりは終わりだから。・・・中略・・・」
「360まで描けるの?」 ・・・中略・・・。
「最後まで描くのは現状では難しい。・・・中略・・・。」
「でも、いい方法はないの?」
「あることはあるけれど・・・・これは人類史上・・・少なくともこの3次元では前例がない」

 私はそう答えながらも、同時に360のシステムをこの3次元に降ろしてくるための計算式をたてていた。特異点を探し、時間軸を2036年に設定して、あるポイントにΛ(ラムダ)形のアンカーを打ち込み、それを反転させて再び現在に戻ってくるための計算式を・・・
「・・・・・そうだね2036年にある特異点にアクセスして、さらに圧縮をかけてこの時空に持ってくることは計算上可能だけれど。システムごと等倍で圧縮をかけなければ、断片的すぎてなんの意味もなさない。
 結論から先に言うと、図形を描くことだけでなく、さらに図形を3次元の言葉に翻訳することが求められている。図形と言語はセットで降ろしてこなければ正確には作動しないんだよ。それは驚くほど両極端で、真逆のアプローチをしなくてはいけないから。双方の純度を同等に保つことは難しい。現時点では、2036年にならなければ25以降の図形は表に出ないことになっているけど・・・これを本当に実行していいかどうかは惑星地球に聞かないとわからないね」 (p.293-296)
 なぜ、2036年にある特異点にアクセスして、この作業を行ったのかは、下記リンクに記述されている。
   《参照》  『宇宙の羅針盤(下)』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット) 《前編》

            【西暦2036年】
 別書の『宇宙時計』および、本書内の「宇宙図形」には、36の図形まで描かれているから、辻さんは、2036年に設定した時間軸を反転させて、これらの図形を描き残してくれたのだろう。地球人類の進化を加速させるために。

 

 

【意識を宇宙図形の中に入れる】

 間髪を入れず、意識は光の球体になり、図形の中心めがけて飛び込んだ。
 意識を光の球体にして扉を通り抜けるのは「夢の中の技法であるが、・・・中略・・・。3次元の現実では無理だとか、これは単に紙に書いた図形だぞとか、そんなことには頓着しない。・・・中略・・・。
 そんな意気込みをあっさりかわすように、意識は図形の中に簡単に入れた。 (p.304)
 それぞれの図形の中に意識を入れてゆくと、「行ける」感じを持つ人は少なくないはず。
 モスクのドームの中心に立って真下から見上げているような図形が並んでいる。
 図形の中心はワームホールのように、光のトンネルになっていた。光のトンネルの内側には、夢の領域と同じく、光の図形が描かれていた。・・・中略・・・。図形が動いているのか、自分が動いているのか定かではないが、図形を動かすことによって、夢の領域にアクセスできるのだった。・・・中略・・・。この手描きの図形は、夢の中の図形と同じように、ワームホールになって別の次元にアクセスできるようだった。これは非常に便利だ。便利なゲートを見つけてしまった。(p.305)
 本書に描かれている宇宙図形は、「異次元へのゲート」として使える。
 宇宙図形25,26,27,28には、どの星へのゲートなのかも示されている。
 これらの図形こそが「地球圏を超える」鍵になることに気づいたインディゴ・チルドレンたちは、こぞってこれらの図形を活用しだすことだろう。それによって、地球の進化は間違いなく加速する。

 

 

【欲望を持ったとき、これらの図形は平面になる】
 欲望を持ったとき、これらの図形は平面になる。行為の背後にあるその者の欲望を見ることだ。
 そして、誰かの為にとか、誰かの役に立ちたいというのも、欲望の一種であることを覚えておきなさい。(p.330)
 使い古された言葉で言うなら「無我の状態」、スピリチュアルな表現で言うなら「ゼロポイント状態」でないと、宇宙図形はゲートにならない。
 これからは誰に遠慮することもなく、淡々と自分を生き、淡々と自分であり続けることだ。そこには気負いもなく、使命感もなく、そして目的もない。
 「目的や意味をも超えた向こう側へ辿り着くために」それは場所ではなく、どこか遠いところにあるのでもなく。今、この瞬間にそれはある。汝自身を知り、汝自身であり続けること。(p.364)

 

 

【物質と意識の逆転:それが宇宙のシナリオ】
 私は、人間という経験をしている宇宙意識である。
 この大いなる存在は、宇宙が始まった瞬間から存在し、時空を超えて存在を続ける。
 ・・・中略・・・。
 2013年以降の世界は、じょじょに覚醒へと向かうのだろう。最初は物質世界だけに生きる人が大半で、宇宙の意識と共に生きる人は少数かもしれないが、世代が変わり、今の子供たちが大人になる頃には、物質と意識の逆転が起きるだろう。そして、この惑星も銀河レベルの大人の意識に目覚めるのだ。それが宇宙のシナリオであり、この太陽系のシナリオであり、地球の行く道なのだ。(p.364-365)
 そう、現在の地球は、「農業革命」⇒「産業革命」⇒「情報革命」を経て、第4の波としての「意識革命」が進行しつつある。
   《参照》   『令和の時代が始まりました!』 はせくらみゆき (徳間書店)

               【第四の波】
 早く地球に生まれてきた大人ほど、物質次元の意識に狎れ染まり固着してしまっている傾向があるから、ミジンコ程もスピリチュアルを経由しないような大人達であるなら、おとなしく世代の入れ替わりに順ずることで、宇宙のシナリオに貢献してもらうしかない。

 

 

【変わらないもの。普遍的なもの】
 「変わらないものってあるのかな?」という問いに対する答えは、もともと生まれたこともなく、死ぬこともない、大いなる宇宙の意識があるだけという境地に辿り着けば、変わらないもの、永遠不変なものがわかるだろう。普遍的なものとは何か、それを探していたけれど、最初から時はなく、最初から物質はなく、全てが幻だったと知ることによって、その答えが理解できるだろう。(p.366)
 ここに書き出した内容は、体験や体感を通じた経験がないと、実感としての理解は得られないかもしれない。
 それでも、このような記述に何度も触れているだけで、物質側に偏った意識は徐々に薄れて変容してゆくもの。
 さらには、人類全体の集合意識の高まりが、バックアップになっているということもあるだろう。
 もともと境界はなかったところに、自分で線を引いたのだ。(p.366)
 自分で引いていた境界線は、自分で消す。
 「進化(神化)」とは、「境界なき“大いなる宇宙意識”への帰還」である。
 
 
<了>
 
 

  辻麻里子・著の読書記録

     『22を超えてゆけ』

     『6と7の架け橋』

     『宇宙の羅針盤(上)』

     『宇宙の羅針盤(下)』

     『藍の書』