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 そろそろ中国経済がヤバイだろうと思いつつ、105円で買えたマンガを読んでみた。古書なので、当然のことながら、近年の経済のことなど何も書かれていない。活字を読むのが嫌いな人には、要領よく中国のことが学べていい本なのだろう。2005年8月初版。

 

 

【日本人団体客、売春報道の裏側】
 2003年9月26日、中国メディアはいっせいに次のようなスクープを流したという。
 広東省珠海市を慰安で訪問していた日本人団体客による集団買春が発覚 (p.43)
 ところが、中国は売春大国として良く知られたお国柄。
 売春による収入は中国GDPの10%にも相当するとも推測される。
 この反日騒ぎの背後に何があったのか。
 中国政府は福岡の一家殺害事件などをめぐり、日本のメディアが中国人犯罪の増加を執拗に報道することに不満であった。それに対する逆襲だったのだ。(p.46)
 どうりで、その後、日本国内で中国人犯罪の報道はパタリとやんでいる。

 

 

【日本人留学生の破廉恥寸劇事件】
 上記の事件からほぼ1カ月後の10月29日、西安の西北大学で起きた日本人留学生の破廉恥寸劇事件も、デッチアゲだったらしい。
 外務省に調べさせたんですけど、学生らは確かに首から札をかけていました。
 でもそれは「日本」「中国」の文字、それにハートマークが書かれたものだったそうです。
 当事者によれば、日中友好の気持ちを示そうとしたそうです。
 「裸踊り」も「これが中国人だ」も事実無根だそうです。
 西北大学学長は、留学生に中国人を侮辱する意図はなかった、と述べた。(p.53)
 日本での中国人犯罪報道を止めさせる意図と、中国国内の格差不満を反日に向けさせるという2つの意図を持つ、中国共産党青年団の作戦だった。
 中国における「反日」は、常に「国内の不満を外部に向けさせる(指桑罵槐)」という目的で行われている。

 

 

【死者に鞭打ち、敵を喰う中国】
 『史記』などには、敵の屍に鞭うち、地中から掘り起こして荊棘で包むといった話がある。棺を開けて死体を灰にして飲み下すといった話なども多く記録されている。(p.86)
 文革の際には、階級の敵として、敵の死体の大腿の肉を、食堂に高くかかげて見せつけながら売っていた。
 最近では、後ろ手を縛られて跪いている東条英機の彫像が作られた。中国人はそれをけり飛ばし、唾を吐いてうさばらしをしている。
「死者悉皆成仏」(死ねば皆仏になる)というのは日本人伝統の死生観だ。(P.87)
 後ろ手を縛られて跪いている彫像を創るのは、中国人独特の憂さ晴らし法であるらしい。
    《参照》   『中国名将の条件』 陳舜臣・田中芳樹 (徳間書店)
              【岳飛】

 

 

【食人文化】
 中国は昔から「飢饉の国」と言われるほど飢饉が多発していた。飢饉時の食人や共食い記述は『正史』などの古典に多量にある。大飢饉の時「道端の屍を競って喰い 肉のついた屍はほとんどなかった」と『宋史』「五行誌」『文献通考』「物異考」にある。(p.106)
 唐時代に入ってからの食人は多元的に進化し、じつに唐時代から20世紀初頭に至るまで人肉が公然と市場で売られていたのである。(p.107)
 豊かになった近代人は、「食人なんて、まさか」と思うけれど、食が窮乏していた時代の人々なら、「中国に限らず、世界中どこでも食人はあったのではないだろうか」と思う。
 しかし、中国の場合は、飢饉でなくても食人をしていたらしい。つまり食人は文化だったのである。
 こうした中国の食人文化を皮肉り嘆いたのは、かの文豪魯迅であった。魯迅の小説をめぐって文革中に「食人する階級」と「喰われる階級」について論争されたが、それは文学論争ではなかった。(p.162)
 文学論争ではなく、文化論争だったのだろう。
 近代、中国政府に人肉を払い下げられた人物は、民国革命の志士である徐錫麟と、最初に日本に留学した女性の秋瑾である。彼らは革命蜂起に失敗したために、徐は殺され内臓を喰われた。秋瑾の血は、饅頭のなかに入れられ政府から民間に払い下げられた。このことを知った魯迅は 『狂人日記』 『薬』 という小説を書いた。

『本草綱目』(李時珍)に、人肉人血をはじめとする、人体の計33種の用い方と効能が記されている。そしてこれは今でも中国薬学の聖典として重用されている。

 中国では共食いのことを喫人(チーレン)と呼ぶ。喫はすなわち味わうの意味。人を味わう・・・
このアナーキズムこそ中国人の本質といえるかもしれない。 (p.163-164)
 チーレンは、レプティリアンの文化である。
    《参照》   『ドラゴニアンvsレプティリアン これが《吸血と食人》の超絶生態だ!』 高山長房

 

 

【中国の真の姿】
 中国社会主義体制が成立した当時、日本では中国とは蚊もハエもいないネズミも泥棒もいない、地上の楽園だと全国民がそう思っていたね。江戸時代から「聖人の国」「道徳の国」と思い込み憧れていたわけでしょう。
 でもね、その実態はですよ、匪賊と物乞いだらけ餓死者が絶えない地獄絵図のようだったんですね。
 確かに情報が閉ざされた当時の中国の真の姿を知るのは難しかったかもしれないね。(p.232)
 近年になっても、中国の真の姿はインターネット上に公開されないけれど、多くのことが漏れ伝わってくるようになっている。しかし、近代中国の真の姿を本当に目撃すれば、聞いたり読んだりする以上だったと、誰しも思うことだろう。

 

 

【手足のない物乞い集団】
 彼らは組織だってそれぞれの街角に出没しているわけですよ。ときには障害者を、ときには老人や子供を使って物乞いをさせて、1日のあがりを組織の親玉がまきあげる。(p.247)
 さらに驚くことにね、こうした状況に対応するためにね、それぞれの県政府が有効期限1年の「乞食証」なる正式な許可証まで発行して手数料100元を物乞い達から徴収している。(p.248)
 手足のない物乞いの多くはね、誘拐されて売られて手足を切り落とされたものなんですよ。(p.249)
 2000年頃のことだけれど、チャンちゃんも手足のない子供の物乞いを、南京で見たことがある。
 中国ではお金目的の子供誘拐が今でもあることは、最近のテレビで報道されている。ちょっと裕福で、子供が欲しい人にとっては大した額ではなく容易に子供が買えるらしい。
 中国では、人の命も、肉体も、運命も、実に実に実に軽い。

 

 

【売春産業】
 中国で売春を営む業者の多くは、コンピュータやタイピングなどの名で店舗登録をし、表向きはそのようなサービスを提供するような看板を掲げている。
 しかし、その実態は本番ありの風俗産業である。(p.257)

 中国の大都市では、カラオケ、床屋(中国では床屋とソープランドは同じ)、マッサージなど、さまざまな風俗産業が活発に営業している。(そこで働く女性は推定1000万人)
 売春や人さらいが今でも盛んなのは、中国全体が全く豊かになっていない明白な証拠である。


 

<了>