
詩のように綴られた心が元気になる言葉の贈り物。「自分は平均的な人間で、心はそんなに強くない・・・」と思っている人には、琴線に触れる記述に満ちているだろう。2003年6月初版。
【誰もが星】
人はみんな 星の形をしている
とがった部分とへこんだ部分
長所と短所
得意と苦手
たとえばあの人は
数字に強いけどけっこう音痴
たとえばあの人は
仕事はできるのに人づきあいは不器用
かと思えばあの人は
おっちょこちょいだけど盛り上げるのがうまい
そういえばあの人は
ミスは多いけど電話対応がうまい
だめなところがあれば
必ず光るところがある
そのジブザグでバランスがとれる
それは誰もが持つ星の形
あなたも星のひとつ (p.14)
とがった部分とへこんだ部分
長所と短所
得意と苦手
たとえばあの人は
数字に強いけどけっこう音痴
たとえばあの人は
仕事はできるのに人づきあいは不器用
かと思えばあの人は
おっちょこちょいだけど盛り上げるのがうまい
そういえばあの人は
ミスは多いけど電話対応がうまい
だめなところがあれば
必ず光るところがある
そのジブザグでバランスがとれる
それは誰もが持つ星の形
あなたも星のひとつ (p.14)
こんな感じで、人の弱点をいたわりつつ元気づけてくれる表現がいっぱい書かれている。
【人生は錯覚】
この人がいなければ生きていけない
そう思ったことがあった
でも 別れたあとも楽しく生きている
どうやらあれは 錯覚だったらしい
この仕事しかない
そう信じてたことがあった
でも うまくいかなくて
もう 自分の将来は真っ暗 と絶望した
なりゆきで他の仕事をしてみたら
楽しいし 自分に合っていた
あの思い込みも 錯覚だったらしい
人生は錯覚だらけ
思い込んでいるのは自分だけ
ダメだったときには
笑えばいいだけのこと (p.20)
そう思ったことがあった
でも 別れたあとも楽しく生きている
どうやらあれは 錯覚だったらしい
この仕事しかない
そう信じてたことがあった
でも うまくいかなくて
もう 自分の将来は真っ暗 と絶望した
なりゆきで他の仕事をしてみたら
楽しいし 自分に合っていた
あの思い込みも 錯覚だったらしい
人生は錯覚だらけ
思い込んでいるのは自分だけ
ダメだったときには
笑えばいいだけのこと (p.20)
【強けりゃいいってわけじゃない】
か弱い人で居続けるだけなら、ワクワクした楽しい人生にならない。ひたすらなる受け身、ひたすらなる待ちの人生って、稔り多いだろうか? 読者が女性なら良いかもしれないけれど、男性なのにこの本の内容に慰められているだけなら、ちょっとエネルギーが低すぎるんじゃないだろうかって思ってしまう。時にはピッカピカに怒ってみるとか、暴言を吐いてみるとか、蹴飛ばしてみるくらいの心意気がないと、なかなか現状打破にはならないように思ってしまう。
まあ、この本は、どちらかというと、蓑虫のように“守られていたい”という幼児的なシッポ(願望)を持ち続けている人向きな感じである。
苦難で強くなる人がいる
きっと 心も体も強い人
でも 誰もが同じように強いわけじゃない
いくつものことを やり遂げる人もいる
きっと意志の強い人
でも 意志なんて 弱いのが普通
生きる力の強弱は 人それぞれ
パワフルな人もいるし
デリケートな人もいる
強いからいいわけじゃないし
―― パワフルすぎて迷惑な人も多い
弱いことがダメなわけじゃない
―― デリケートな人はやさしい人が多い
人それぞれ
毎日をただ生きる それだけでも
人によっては 大きな仕事
死なないだけでも 立派な人生 (p.22)
きっと 心も体も強い人
でも 誰もが同じように強いわけじゃない
いくつものことを やり遂げる人もいる
きっと意志の強い人
でも 意志なんて 弱いのが普通
生きる力の強弱は 人それぞれ
パワフルな人もいるし
デリケートな人もいる
強いからいいわけじゃないし
―― パワフルすぎて迷惑な人も多い
弱いことがダメなわけじゃない
―― デリケートな人はやさしい人が多い
人それぞれ
毎日をただ生きる それだけでも
人によっては 大きな仕事
死なないだけでも 立派な人生 (p.22)
このような記述を読めば、心は慰撫されるだろう。でも、慰撫されるだけで、「前に進んでゆこう」という「前向きさ」はあまり生じてこないんじゃないだろうか。何と言ってもこの著作には、「向上」というポイントが欠落している。
タイトルに、「(鎮静を意味する)青を感じる」とあるくらいだから、あえて省いたのだろうけど、向上という前向きなやや加速状態にあった方が、人生は安定するのである。か弱い人で居続けるだけなら、ワクワクした楽しい人生にならない。ひたすらなる受け身、ひたすらなる待ちの人生って、稔り多いだろうか? 読者が女性なら良いかもしれないけれど、男性なのにこの本の内容に慰められているだけなら、ちょっとエネルギーが低すぎるんじゃないだろうかって思ってしまう。時にはピッカピカに怒ってみるとか、暴言を吐いてみるとか、蹴飛ばしてみるくらいの心意気がないと、なかなか現状打破にはならないように思ってしまう。
まあ、この本は、どちらかというと、蓑虫のように“守られていたい”という幼児的なシッポ(願望)を持ち続けている人向きな感じである。
【幸せの秘訣】
それは、まさに人生の奥義でもある。
《参照》 『無意識はいつも君に語りかける』 須藤元気 (マハジンハウス)
【 “ただいま” に生きる】
《参照》 『未来を拓く君たちへ』 田坂広志 (KUMON)
【「生きる」 から 「生き切る」 へ】
幸せは “今” に満足すること
どんな満ち足りた時を過ごしても
過ぎてしまえば それは思い出
幸せは 過去にはない
幸せは 未来にもない
どんなにバラ色の夢を描いても
それは現実ではなく 希望
いつか幸せになるというのは
ただの期待
幸せは 今という時にだけ
息づくもの
今 この現在を充実させる
そのことが
幸せを手に入れる秘訣 (p.52)
どんな満ち足りた時を過ごしても
過ぎてしまえば それは思い出
幸せは 過去にはない
幸せは 未来にもない
どんなにバラ色の夢を描いても
それは現実ではなく 希望
いつか幸せになるというのは
ただの期待
幸せは 今という時にだけ
息づくもの
今 この現在を充実させる
そのことが
幸せを手に入れる秘訣 (p.52)
「迎えず 送らず 中今に生きる」
「ただ今に生きる」それは、まさに人生の奥義でもある。
《参照》 『無意識はいつも君に語りかける』 須藤元気 (マハジンハウス)
【 “ただいま” に生きる】
《参照》 『未来を拓く君たちへ』 田坂広志 (KUMON)
【「生きる」 から 「生き切る」 へ】
<了>