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 このようなタイトル問題解決のノウハウは、 「外ではなく内を変える」 であることなど分かり切っているけれど、人によって語り方が若干違うから、なるほどと思える個所は必ずあるものである。

 

 

【何かを自分の思い通りにしようとした瞬間】
 悩み、苦しみ、苦悩、煩悩とは、何かを自分の思い通りにしようとした瞬間に生まれるのです。
 そしてその思いが強ければ強いほど、その強さと同じ分だけ、痛みが自分の胸に刺さるようになっています。「思い」 がなければ、どこにも、何も突き刺さりません。

 「思い」 がある人ほど、心が 「重い」。
 人は 「思い」 を持たなくてもいい。持ってはいけないと言っているのではなくて、思いを持たなくてもいい、ということです。「思い」 があればあるほど、悩み、苦しみが強い、という因果関係になっているからです。(p.23)
 「思い = おもい = 重い」 という言霊上の正論が書かれている。
 「思い」 が 「執着」 ともなれば、それはもう重症である。「執」 という漢字の右側の 「丸」 は、人間が膝をついている象形なのだけれど、自分の幸せばかりを膝をついて請い願う(祈る)のであれば、その思いは重い雲となって天上の光を閉ざしてしまう。
 「重い」 の反対は 「軽い」 であり、これに 「あ」 をつければ 「あかるい」 となるけれど、明るさそのものである 「光」 には殆ど重さというものがない。明るい人は重くないから、そもそも執着心も悩みも殆どないはずである。
   《参照》   『地球維新 vol.3』 白峰由鵬・中山大将 (明窓出版)
              【思いの重さから超脱する “中今の生き方” 】

 

 

【負けてもいいやの効力】
 「勝つぞ」 という意識のときは、15%の能力しか出ませんが、負けてもいいや、勝つ必要はない、いやむしろ、負けちゃおうというときは、全然緊張しないので(緊張すると脳波はβ波になります)、α波とθ波が出て、85%の脳細胞が目覚めてくるのです。(p.30)
 幸せに満ち足りた人の脳波を測定すると、α波ないしθ波になっている。
 実は、人生において、「勝ち負け」 「勝利」 「成功」 というものを、頭の中から全部取り去ってしまった方がよいのです。そんなものは何の意味もない。ジャンケンをして、勝ったほうがイニシアチブをとるという文化は20世紀で終わり。勝ったほうが優位に立つということ自体が、宇宙の本質ではないからです。(p.31)
 これは、「地球はこれから “地の理” から “天の理” が支配する星に変わる」 と船井幸雄さんがだいぶ前から言っていることと同じだろう。
 地球は、優勝劣敗を区分する 「競争の原理」 が支配する劣等星から、共に勝つ 「共創の原理」 が支配する優良星へと、徐々に変化して行くはずである。
   《参照》   『にんげん』 船井幸雄 (ビジネス社)
              【優良星人の暮らし】

 

 

【神様から問われている】
 大きな飛躍をする人は、人一倍大きな、一般的に言うと 〈挫折・つらいこと〉 が来ます。そのとき、ぐずぐず 〈不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句〉 ―― これらを 〈五戒〉 と言いますが ―― を口にするかどうかを、実は神様から問われている。(p.63)
 神様に、何ら問われもしない人生というのも、たいそう淋しい。

 

 

【人格者になっちゃえばお得】
 損得勘定で考えてみても、もっともラクで、楽しく、簡単に、最短距離で人間関係のすべてを解決するオールマイティーの方法は、「自分が人格者になる」 ということでしょう。
 繰り返しますが、世のため人のため、周りの人のために 「あなたは人格者になるべきだ」 と精神論や観念論として言っているわけではありません。周りの現象や出来事にいちいち過剰反応をせず、いつも同じ笑顔と穏やかさで、ニコニコしながらすべての現象をとらえられるということが、自分にとって一番ラクであり、得だから、そうするといいのではありませんか、ということを提案したいのです。(p.113-114)

 

 

【お金持ちの共通項】
 お金持ちの人には、全員に共通項がありました。それは何かというと、お金持ちの家は、どこも全部トイレの蓋が閉まっていたということです。(p.137)
 『トイレの神様』 に歌われているのは 「綺麗にしておきましょう」 までだけれど、蓋や窓を開けっぱなしでは不十分。

 

 

【〈貧乏神〉と〈福の神〉】
 貧乏神と福の神は、実は同じ神様らしいのです。
 自分のためだけにお金を使う人、その人についている神様を結果的に 〈貧乏神〉 と呼ぶようです。(p.146)
 マリナーズ、イチローの200本安打の連続記録更新はもうほとんど不可能になってしまったけれど、得ている財の割に、被災者や世界中の困窮する人々への施しが少なすぎたのだろうか。
 もう、〈福の神〉 が離れちゃったのかもしれない。

 

 

【うつ状態の脱出法】
 自分自身がうつ状態だと思う人は、「世の中が何もしてくれない」 「いいことが何もない」 「悲しくつらいことばかり待っている」 という受け身の態度をやめ、自ら 「人に喜んでもらう」 ことを次々にやってみることです。社会が自分に何をしてくれたか、くれるかと 「受け身」 を嘆くのではなく、自分から 「投げかける」 わけ。
 例えば、空き缶を拾う、落ち葉を掃く、文学書の点字訳を手伝う、地域の資料をつくる、郷土史を研究する、投稿する、絵を描く、書を書く、など。
 人に喜んでもらうと、生きるエネルギーがどんどん湧いてきます。(p.213)
 補足として、うつ病が完治しないうちは、人間関係にエネルギーを消耗させてしまうことがあるから、元気になるまでは 「個人」 でできることから始めたほうがいいと書かれている。
 「人に喜んでもらおう」 と思い立って社会参加を志しボランティアに参加すると、意外に人間関係の軋轢が大きいから、うつ病でなくても辟易してしまう人が多いのである。公共のボランティアネットワークに登録を出していながら、特定の宗教団体が匿名で運営している排他的なボランティア集団も稀にあるから、参加する前にきちんと確認するなどした方がいいだろう。
 ちなみに、「国際交流協会」という名称のボランティア団体は日本中にあるけれど、これは創価学会が匿名で運営している組織だから最悪である。創価学会がいかなる組織かは、以下のリンクを辿って知っておくことが大切。
   《参照》  "創価学会"に関する引用一覧
 
<了>