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 地球はまもなく 『超☆幸福』 な時代に入るかもしれない。そんなことの予告をするために、この対談はなされたのであろう。スピリッチュアルな能力を持つお二人は、そのことを多くに人々に告げる役割と共に、生き方の指南をしている。2008年2月初版。
 佳川奈未さんは、浅見帆帆子さん と同様に、若い女性読者の中では有名な方らしい。頭でっかちな男性読者には、語りが平明すぎてやや軽く見られがちだけれど、船井さんとは違った性別・年代の人々を新しい時代へ向けて啓発する役割を果たしているのだろう。

 

 

【地の理、天の理】
船井 : 私が信用している有名な女性の超能力者が、10年ほど前、私にこんなことを言いました。
「船井先生(の魂)がはるか昔、地球人のDNAに、焼きもちを妬くという仕組みを与えてエゴを発生させたんです。それを私は見ていました」
 私には、そんな記憶はありません。しかしこれは、なんとなくわかる感じがしないでもありません。私にそんな能力があれば、やったかもしれません。
 地球人の文明とか地球人のレベルを上げるために、ひょっとしたら焼きもちを妬くというDNAのスイッチをオフからオンにしたかもしれない、私にそんな能力があればという条件下ですが、行った可能性はあったと思います。(p.51-52)
 船井さんは10年くらい前から、地球は、 “地の理” から “天の理” へ移行すると言っているけれど、上記の話が本当ならば、時代の仕組みのスイッチ役としてその都度、役割を果たしてきたことになる。
 “地の理” とはエゴに則した生き方で、 “天の理” とは共生的な生き方のことである。それは、人間の生き方が改まるからではなく、地球自体がそのような波動帯に入るから、そのような生き方の人しか生きられなくなるという意味である。
 そのようなことは、船井さん以外にも大勢の人々によって “アセンション(次元上昇)” という言葉で、数多の書籍に著されている。日本古来から言われている言葉では “ミロクの世” のことである。

 

 

【 “ミロクの世” ってどんな世界】
 『たまゆら』 という雑誌に掲載されたT君の話が掲載されている。(一部抜粋)
 ― 大変動後の地球はどのような世界になりますか?
 とにかくキレイな世界になる。暑くもないし、寒くもない。病気はないし、みんな死がない。好きなことをして暮らせる楽しい世の中になる。
 ― やっぱりお金のない世の中になりますか?
 お金はありません。人々は働くのではなく、自分がその仕事をしたいから、好きだからする。たとえば、家を造りたいから造る、とか。
 ― 交通手段はどうなるの? 車とか飛行機はないと思うけど。
 みんな空を飛べるので、乗り物はいりません。レベルの高い人になると、飛ぶのではなく、生きたいところにテレポートできます。昼とか夜とかはあるけれど、昼のところはずっと昼のままで、夜のところはずっと夜のままなので、眠くなったら夜のところに移動して眠る。(p.53-55)
 昼夜が交互に現れないということは、現在の地球に対する月のように、地球は太陽に対して1公転で1自転になるということか。現在の太陽系自体が別の場所にテレポートでもすれば、この様なこともあり得るのだろう。
   《参照》   『真地球の歴史 波動の法則Ⅱ』 足立育朗 (PHP研究所)
            【最終的な解法】 
            【テレポーテーションがもたらす結果】

 

 

【ミッション(使命)】
 私たちは生まれてくるとき、この世で何をするか計画してきます。このとき計画してきたことが、自分のミッションすなわち使命です。ですから、世の中にはひとりとしてミッションのない人はいません。すべての人が、この世で果たす役割をもって生まれてきているのです。
 辛いことや悲しいことも、さまざまな人との出会いも、ミッションへ向けた導きです。人生は回り道をしているようで、ミッションを果たすために最短距離を歩んでいるのです。ミッションへ向けて歩み出したら、道はどんどん開けてきます。(p.62-63)
 「自分の使命って何だろう・・・・?」 と思っている人は多いに違いない。この本では、第2章すべてが、これについて記述されている。

 

 

【船井さんと佳川さんのミッション自覚へ至る過程】
船井 : 「船井会長は、どうしていまのような会社をつくったのですか?」 と聞くのですが、それに対して、「いやあ、勝手にこうなっただけ」 としか答えられませんでした。
 目の前のことを一生懸命やって、気づいたらこうなっていたというのが本当のところです。(p.117)
 重要な鍵は、「目の前のことを一生懸命やっていた」 ということだろう。没頭している状態は、もっとも魂(神性)を発現しやすい状態なのであるから。
佳川 : 勝手にそうなったって、それって、とてもおもしろいですね! ・・・(中略)・・・ 。
 でも、私も同じです。船井会長が 「やむをえずそうなった」 っておっしゃったように、私も “書く” という部分以外のところでは、気の向くまま、流れにのって、無計画にやって来ましたから。
  ・・・(中略)・・・ 。
 ちまたに出ている成功哲学の本の中には 「強い目標をもとう」 とか 「しっかり綿密な計画を立てよう」 なんて書かれているものもありますが、私も場合は、 “喜んで楽しいことを気まぐれにやっていく” ということでしたから、そういう本の内容とはまったく違う生き方をしてきましたね。(p.119-121)
 目標が本来の魂(神性=天の理)に則しているなら、成功哲学云々はどうでもいいのだけれど、現在の地球は間違った価値観(物性=地の理)で機能しているから、それに狎れてしまっている人がもつ目標は、本来の魂(神性=天の理)とズレてしまっている傾向がある故に、成功哲学の方法でゴリ押しすることになるのだろう。

 

 

【ミッションの発見方法】
佳川 : 生まれ変わってこの世に出てきたときは、前世の記憶はいったんすっかり消されていますから、ある意味、手探りで道を歩むことになります。
 ですから、好きなことに気づかない人や忘れてしまっている人は、自分がやっていて楽しいと思えることは何なのかを、素直に見つめてみたらいいと思います。
  ・・・(中略)・・・ 。そうしたら、魂にとって、本来の自分自身にとって正しい方向に進むことができます。(p.133)
 “自分にとって楽しい” と “人にとっても楽しい” が一致すれば最高なのだろう。
 神は全ての人を創造した。ゆえに全ての人は神と同じように創造を喜びとする性を持つ。神の喜びは全ての人の喜びであり、ひとりひとりの喜びもまた神の喜びであり、同時に他者の喜びでもある。
 これが、楽しいとか喜しいが “自他で一致する” というときのガイドラインである。
 次元上昇につれて、幸せになる条件が変わって行く。
 ミッションの自覚も、大きな時代変化に則していれば容易なのだろう。 

 

 

【ギブ・アンド・ギブ】
船井 : ビジネスも、基本的には 「ギブ・アンド・テイク」 の世界です。
 このレベルのときは、自分がしただけのことを相手が返してくれないと不満に思ったり、常に取引することを考えます。これも人生のプロセスです。
 しかし、本当に幸せになるには、「ギブ・アンド・ギブ」 のレベルに到達しなければなりません。
 ビジネスをしていても、人を育てることに生き甲斐を感じたり、自分が世の中から受け取ったものに感謝して、そのお返しができることに喜びが感じられるようになれば本物です。
  ・・・(中略)・・・。成功している人は、これが自然にできているようです。(p.163)
 「 “ギブ・アンド・ギブ” なんかで生きていける訳ないじゃん!」 と思うような人は、間違いなく大きな時代の変化から置き去りにされることだろう。
 本来の日本人は、取ることよりも与えることを先にして生活してきたのである。このような習慣が残っている日本的経営をビジネスの側面から相対的に認識したい方は、船井総研の後継社長さんの著作をどうぞ。ギブ・アンド・ギブを能動的概念とすれば、その受動的概念であるギブ・アンド・ビーギブンとして下記の書籍に記述されている。
   《参照》   『「素頭」で1億円稼ぐ仕事塾』  小山政彦  ビジネス社
             【戦力 vs 和力】 

 

 

<了>