
北京オリンピック終了後に中国は衰退すると語る人々が多い中で、副島さんは真反対のことを語っている。その根拠は、世界的な景気後退を引き起こしたリーマンショック後、すでに中国経済が上向きとなっていることや、ユーラシア大陸中央部にある国々に関する情報などらしい。
ただし、副島さんにしても、タイトル通りになるためには2つの条件を付けている。2009年8月初版。
ただし、副島さんにしても、タイトル通りになるためには2つの条件を付けている。2009年8月初版。
【日本の右翼言論人の後退】
右翼言論人とは、アメリカ寄りで反中国の立場の人々のことである。
右翼言論人とは、アメリカ寄りで反中国の立場の人々のことである。
『諸君!』(文藝春秋) という雑誌の休刊であり、 『正論』(産経新聞社) の部数激減の現象である。(p.36)
日本のトヨタや松下など大手の輸出企業は、中国でビジネス(商売)をやっている。これからも中国と平和に付き合っていくのだ、という決意を表明した。だからこの時、日本の右翼言論人たちは捨てられたのである。日本の大企業、財界人たちと言論でぶつかって、この保守言論人たちは捨てられたのである。(p.37)
天皇陛下の 「A級戦犯が合祀されてから靖国参拝をやめた」 という発言あたりから日本国内の潮流は大きく変わって行った。この先中国がどうなるのかまだ分からないけれど、中国の金融当局は衰退してゆくアメリカ対策に関しても日本のように無策ではない。そうであれば、日本企業は、国際的な潮流に従って中国へ重心を移すことになる。必然的に右翼言論人が集まる雑誌はスポンサー企業を失い、休刊・廃刊へと追い込まれることになる。日本のトヨタや松下など大手の輸出企業は、中国でビジネス(商売)をやっている。これからも中国と平和に付き合っていくのだ、という決意を表明した。だからこの時、日本の右翼言論人たちは捨てられたのである。日本の大企業、財界人たちと言論でぶつかって、この保守言論人たちは捨てられたのである。(p.37)
【中国の世界帝国化を可能にする地域】
新しい世界決済銀行は、当然のことながら、現在の金・ドル体制に代わるものである。
私たち日本人は、中国との関係を北京と上海、南の方の香港のある広東省との関係ばかりで、すなわち東シナ海に面した大都市群のこととしてもっぱら考えている。しかし、 ・・・(中略)・・・ 私は最近(7月)、現地に調査に行ってみていろいろとわかった。内陸部の諸省よりもさらに西の方の大きな地帯がこれからは重要であり注目すべきだ。ここに中国の世界帝国化の意味がある。
私がカザフスタンに調査に行ってはっきりわかったことだが、あと3年したら、おそらくこの中央アジア諸国のある都市に、世界決済銀行が作られるであろう、 ・・・(中略)・・・ 。世界の指導層のトップ・シークレットのひとつである。日本でこのことに気付いている者は、私を含めて数人しかいない。 ・・・(中略)・・・ 。その都市は、ズバリ、カザフスタンのアルマティ(アルマトウ)という都市であろうと私は想定している。(p.46-47)
世界の指導層というのは、 『次の超大国は中国だと・・・』 と決めた人のことなのだろう。私がカザフスタンに調査に行ってはっきりわかったことだが、あと3年したら、おそらくこの中央アジア諸国のある都市に、世界決済銀行が作られるであろう、 ・・・(中略)・・・ 。世界の指導層のトップ・シークレットのひとつである。日本でこのことに気付いている者は、私を含めて数人しかいない。 ・・・(中略)・・・ 。その都市は、ズバリ、カザフスタンのアルマティ(アルマトウ)という都市であろうと私は想定している。(p.46-47)
新しい世界決済銀行は、当然のことながら、現在の金・ドル体制に代わるものである。
【金・ドル体制に代わるもの】
しかし、農産物などは世界的な気象異変に左右されて信用保証商品になどなれないだろうし、石油などのエネルギー産品は意図的なインフレ起爆剤としてアメリカは戦争に組み込むはずである。やはり世界の資金は金に集中して、金の価格は暴騰するのである。現在そうなっている。
やはり金は信用保証を裏ずけるナンバーワン商品なのである。しかし、ドルの終焉は明らかである。
金・ドル体制に異議を唱えている中国は、既にタイとの交易の一部はドル決済をしていない。タイ王室の中には、中国の血脈があることは研究者のレポートにも報告されているという。タイのみならず東南アジアの諸国には華僑が深く根付いている。アメリカの衰退が明白となっている現在、北京派と結びついている華僑は、次々とドル決済から中国元決済へと変更している。
世界経済に参加してきた歴史の長い先進諸国はドルに染まって動きが取れない。歴史の浅い新興国は身軽な分だけドル離れは容易である。
これ(IMF・世界銀行体制<金・ドル体制>)に中国が公然と異議を唱え出した。
この終焉が目の前に迫っている。
それは2012年、あと3年後に起きるであろう。そしてそのあとに、「コモディティ・バスケット」という新しい通貨体制に代わるであろう。(p.57)
地球上に存在する金の総重量16トンを1グラム3000円で計算しても460兆円にしかならず、現在の世界中の通貨量はその額をはるかに超えているため、金のみでは実物資産として保証しきれない。そのために、従来の金と石油だけでなく、他のエネルギー産品、金属類、農産物類などまでを対象商品(コモディティ。基本物資)として、全てを金額換算してひとつのバスケットに入れる、という手法。この終焉が目の前に迫っている。
それは2012年、あと3年後に起きるであろう。そしてそのあとに、「コモディティ・バスケット」という新しい通貨体制に代わるであろう。(p.57)
しかし、農産物などは世界的な気象異変に左右されて信用保証商品になどなれないだろうし、石油などのエネルギー産品は意図的なインフレ起爆剤としてアメリカは戦争に組み込むはずである。やはり世界の資金は金に集中して、金の価格は暴騰するのである。現在そうなっている。
やはり金は信用保証を裏ずけるナンバーワン商品なのである。しかし、ドルの終焉は明らかである。
金・ドル体制に異議を唱えている中国は、既にタイとの交易の一部はドル決済をしていない。タイ王室の中には、中国の血脈があることは研究者のレポートにも報告されているという。タイのみならず東南アジアの諸国には華僑が深く根付いている。アメリカの衰退が明白となっている現在、北京派と結びついている華僑は、次々とドル決済から中国元決済へと変更している。
世界経済に参加してきた歴史の長い先進諸国はドルに染まって動きが取れない。歴史の浅い新興国は身軽な分だけドル離れは容易である。
【 アメリカ vs BRICs諸国 】
【アメリカ処分案】
【上海協力機構】
《参照》 『激動の十年 カザフから始まるユーラシアの改革』 ヌルスルタン・ナザルバエフ(LH陽光出版)
【上海協力機構】
《参照》 『アメリカの謀略戦争』 ミシェル・チスドスキー (本の友社)
【シルクロード戦略法】
今は、ロシアと中国とインドとブラジルの4大国で 「まず、アメリカを潰そう。アメリカが崩れるのを待って処分しよう」 という話になっている。(p.195)
《参照》 『暴走する国家 恐慌化する世界』 副島隆彦・佐藤優 日本文芸社 《上》【アメリカ処分案】
「上海協力機構」 は、これには明らかにユーラシアの反アメリカ同盟であるロシアと中国の他にカザフスタン、キルギス、タジキスタンが入っている。トルクメニスタンも入る。インドやパキスタンやイランもオブザーバーで入っている。(p.195)
《参照》 『そして、日は昇った!』 増田俊男 (PHP)【上海協力機構】
《参照》 『激動の十年 カザフから始まるユーラシアの改革』 ヌルスルタン・ナザルバエフ(LH陽光出版)
【上海協力機構】
《参照》 『アメリカの謀略戦争』 ミシェル・チスドスキー (本の友社)
【シルクロード戦略法】
【中国国内の権力闘争】
大雑把に分類すれば以下のようになる。
A 上海派:太子党・石油党・親米・汚れている派?
B 北京派:共産主義青年団・反米・汚れていない派?
A は、江沢民に代表される。太子党とは、共産党幹部の子弟が集うグループで、若いころからアメリカに留学し、アメリカ政府からゴールド・カードを提供され豪遊してきた過去を持つグループ。故にロックフェラー帝国の石油ビジネスに取り込まれ、アメリカの国債を買い支え、アメリカのアジア分断と統治政策に従って、反日のプロパガンダにも協力してきたグループ。
B は胡錦濤、温家宝に代表される。国内派。鄧小平の直流にあるグループで、「経済成長優先で戦争はしない」を旨としている。しかし、チベット支配を指揮した中心人物もこのグループである。天安門事件で、学生たちを思いとどまらせようとして失脚してしまった趙紫陽の横には温家宝が立っていた。その写真が掲載されている。
次の10年に誰が書記長になり誰が首相になるのかは、既に定まっている。次の次の予想も顔写真入りで掲載されている。
大雑把に分類すれば以下のようになる。
A 上海派:太子党・石油党・親米・汚れている派?
B 北京派:共産主義青年団・反米・汚れていない派?
A は、江沢民に代表される。太子党とは、共産党幹部の子弟が集うグループで、若いころからアメリカに留学し、アメリカ政府からゴールド・カードを提供され豪遊してきた過去を持つグループ。故にロックフェラー帝国の石油ビジネスに取り込まれ、アメリカの国債を買い支え、アメリカのアジア分断と統治政策に従って、反日のプロパガンダにも協力してきたグループ。
B は胡錦濤、温家宝に代表される。国内派。鄧小平の直流にあるグループで、「経済成長優先で戦争はしない」を旨としている。しかし、チベット支配を指揮した中心人物もこのグループである。天安門事件で、学生たちを思いとどまらせようとして失脚してしまった趙紫陽の横には温家宝が立っていた。その写真が掲載されている。
次の10年に誰が書記長になり誰が首相になるのかは、既に定まっている。次の次の予想も顔写真入りで掲載されている。
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