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 様々な自己啓発的な書籍を著わしている著者の意図するところが、不埒なものでないことは分かっているけれど、それにしても何というタイトルであることか! 

 

 

【怒られた!】
 怒られた。それで、救われた。
 怒ってやろう。それで、救われる。

ミスは、怒られることで、チャラにできます。怒られないと、いつまでも、失敗をチャラにすることはできません。怒る人は、優しい人なのです。

 もっと、怒ってもらいましょう。 (p.54-55)
 客観的事実に白黒はない。受けての意識が白か黒かを決めるだけである。このような当たり前の法則を理解せず(知らず)に、怒られることを黒と決め受けする人が多いから、このような視点の転換を、気づきの材料として提供しているのだろう。

 

 

【し直そう】
 している人より、し直している人が、成功する。

勉強している人より、勉強し直している人が、成功します。
練習している人より、練習し直している人が、成功します。
転んでいる人より、転び直している人が、成功します。
出会っている人より、出会い直している人が、成功します。
成功している人より、成功し直している人が、成功します。

 していることを、し直そう。  (p.68-69)

 

 

【正しいけど・・・】
 正しいけど、つまんないね。

学校で 「正しいものを 選べ」 という問題ばかり、やらされてきました。いつの間にか、正しいものばかり、選ぶようになってしまいます。「好きなものを選べ」 「楽しいものを選べ」 と言われても、正しいものを選んでしまう。そんな優等生が言うことは、正しいけれど、つまんないことばかりです。

 正しくないけれど、楽しいものを選ぼう。 (p.72-73)
 「正しいものが好き」 とか、「正しいものが楽しい」 という人は、公務員向き。
 「好きなものが正しい」 とか 「楽しいものが正しい」 という人は、経営者向き。
 これぞ、 『人生の錬金術』 である。 “バカ術” という文化力は、圧倒的に後者が有する。

 

 

【あぶく銭】
 あぶく銭は、ムダづかいしよう。

あぶく銭が、手に入ることがあります。簡単に手に入ったお金は、簡単に使いましょう。まちがっても、あぶく銭で、自分が一番好きなものを買わないことです。それは一番好きなものに失礼です。手に入れても、むなしくなるだけです。一番好きなものは、コツコツ努力して手に入れるのが、一番ハッピーなのです。(p.81)
 あぶく銭は悪銭ではないとしても、コツコツではないのだから “Easy come Easy go.” の諺に入ってしまう。だから、率先して “Let it go.” しちゃう。どうせ、そうするなら、「分福」、「植福」 という使い方だってある。
   《参照》   『いま大人に読ませたい本』  渡部昇一・谷沢永一  致知出版
               【3つの福】

 

 

【シワシワが多い方がいい】
 心も、脳と同じくらいシワが多い方がいい。

心は、傷つくたびに、シワシワになる。脳には、シワが多い方が頭がいい。心も、シワが多い方が、豊かな感受性を備えている。

 シワシワの心を持とう。      (p.15)
 心のシワシワは手相にも現れる。感情線が乱れている人ってそうである。繊細さの表れ。乱れなしのクッキリ感情線の人ってほとんど悩まない。あまりにも感情線が乱れている人って、たいそうな取り越し苦労をしやすい。あんまりシワシワだと本当におバアちゃんになっちゃう。
 
 
<了>
 

  中谷彰宏・著の読書記録