
こんなに簡潔に分かりやすく日本と世界のことを語れる人は、おそらく日下さんだけだろう。私が思うに、日下さんが日本一である。ということは日下さんは世界一でもある。
日下さんの本は、どれであっても考え方や切り口の良さに抜きん出ているから、読む楽しさに満ちているけれど、この本は政治・経済・産業を語りながら、出色の日本文化論でもある。
【「戦争」と「大量生産」は経済発展の大前提ではなくなった】
日下さんの本は、どれであっても考え方や切り口の良さに抜きん出ているから、読む楽しさに満ちているけれど、この本は政治・経済・産業を語りながら、出色の日本文化論でもある。
【「戦争」と「大量生産」は経済発展の大前提ではなくなった】
すでに世界の戦争、とりわけ局地戦に関しては、民営化が進んでいる。民間の軍事会社(PMC)の隆盛である。現在、こうした民間軍事会社は世界に約100社あり、一年間の売上の総計は13兆円にもなるという。
ことの良し悪しを論ずることをここではしない。各国の経済がその前提としていた戦争という国家行為が、かってない段階に来ていることを示しておく。 (p.22-23)
イラク戦争を行っても景気が回復しなかったアメリカ。そして、大規模に自動化された生産ラインをもつ家電などの製造業者が、長期的に見て黒字を出せないようになっている。大規模な資本投下に応じて繁栄がもたらされるとする考え方は、既に実現しない時代である。ことの良し悪しを論ずることをここではしない。各国の経済がその前提としていた戦争という国家行為が、かってない段階に来ていることを示しておく。 (p.22-23)
【自分の頭で考えた評価】
アカデミズム的知性を備えた官僚が、「少子化」によって日本は危機に陥ると、数字を基にして資料を示すから、国民はそれを信じ込んでしまう。しかし、日下さんは、それを切り返している。だから面白い。
食料自給率に関して、日本は世界で最低の40%であるという官僚が作成した統計を良く耳にする。しかし、統計の取り方にはさまざまな基準がある。カロリーベースで計算すれば40%、金額ベースでは70%になるという。 (p.111)
「数字はウソをつかない」というのはアカデミズムの教えだが、ウソをつく人は数字を使う。 (p.57)
目の前にいる女性がどんな女性か、研究して正体を見きわめようというのは「アカデミズム」の精神だが、いろいろ調べているうちにだんだん結婚する気を失って、婚期を逸する。 (p.58)
他人の評価が正しい、客観的だからよいのだと考える人は少なくないが、これまた客観性を重視する科学の病気である。自分の目で見て、自分の頭で考えた評価をもっとしなさいと、私は声を大にして言いたい。 (p.59)
この書籍自体が、日下さん御自身の頭で考えた素晴らしい本である。目の前にいる女性がどんな女性か、研究して正体を見きわめようというのは「アカデミズム」の精神だが、いろいろ調べているうちにだんだん結婚する気を失って、婚期を逸する。 (p.58)
他人の評価が正しい、客観的だからよいのだと考える人は少なくないが、これまた客観性を重視する科学の病気である。自分の目で見て、自分の頭で考えた評価をもっとしなさいと、私は声を大にして言いたい。 (p.59)
アカデミズム的知性を備えた官僚が、「少子化」によって日本は危機に陥ると、数字を基にして資料を示すから、国民はそれを信じ込んでしまう。しかし、日下さんは、それを切り返している。だから面白い。
食料自給率に関して、日本は世界で最低の40%であるという官僚が作成した統計を良く耳にする。しかし、統計の取り方にはさまざまな基準がある。カロリーベースで計算すれば40%、金額ベースでは70%になるという。 (p.111)
【日本は高潔な国、しかし他国に対して能天気はやめよう。中国にも韓国にも道徳は無いのだから】
アメリカ議会に莫大なロビー資金を使い込んでまで従軍慰安婦謝罪決議をさせた韓国。日本統治以前の朝鮮はキーセン立国であり、漢城(ソウル)は馬糞・牛糞が散乱するウンコ都市だった。(余りに不潔だったから唐辛子多量投入による病気予防食文化ができたほどである)そこに住まう民族トップの精神は昔も今のウンコなのである。道徳などないのである。いや、ウンコ国家については、恨(ハン)が道徳なのである。
日本人が幻想としてもっている互恵平等、友好親善、相互扶助の国際社会などありえないことがよく分かる。質の良い国と、質の悪い国を弁別して、それ相応に付き合い、バラバラながらなんとかかんとかして世界を維持してゆくことが現実の世界である。世界に対しては、日本人の良識的幻想は捨て去って対応する。今後はそうするしかないのである。
これからは新製品として中国崩壊論が流行するだろう。それは道徳がないからだ。E・H・カーは、「国家をして道徳的たらしめる手段はない」と言っている。したがって、「国際社会」の名の下に、穏やかな話し合いで問題が解決することは期待するほうが能天気である。 (p.73)
日本人の常識は、まず和をもって尊しとし、互恵平等、友好親善、相互扶助の社会をつくれば良いのだと考える。それはすでに日本国内に実現していたから空理空論の幻想とは思わない。そして外国人も同じだろうと即断したので、手もなく騙された。
これは今も繰り返されている。日本人は美辞麗句に弱い。自分が高潔な精神を持っているからである。 (p.91)
歴史から俯瞰しても、争いを好まず、経済や文化を発展させてきたのが私たちの国である。 『 「道徳」 という土なくして 「経済」 の花は咲かず』(祥伝社) で詳しく書いたことだが、共同体精神に基づく相互信頼社会を築き上げた日本は、何かにつけて効率がよい。相手の心情を思いやりながら、言わずもがなで働くから、問題解決能力が高い。 (p.119)
ダンボール肉饅、あんなの中国じゃ当たり前。香港人は10年も前から大陸の “毒菜” より、高額な日本の野菜を買っている。日本人の常識は、まず和をもって尊しとし、互恵平等、友好親善、相互扶助の社会をつくれば良いのだと考える。それはすでに日本国内に実現していたから空理空論の幻想とは思わない。そして外国人も同じだろうと即断したので、手もなく騙された。
これは今も繰り返されている。日本人は美辞麗句に弱い。自分が高潔な精神を持っているからである。 (p.91)
歴史から俯瞰しても、争いを好まず、経済や文化を発展させてきたのが私たちの国である。 『 「道徳」 という土なくして 「経済」 の花は咲かず』(祥伝社) で詳しく書いたことだが、共同体精神に基づく相互信頼社会を築き上げた日本は、何かにつけて効率がよい。相手の心情を思いやりながら、言わずもがなで働くから、問題解決能力が高い。 (p.119)
アメリカ議会に莫大なロビー資金を使い込んでまで従軍慰安婦謝罪決議をさせた韓国。日本統治以前の朝鮮はキーセン立国であり、漢城(ソウル)は馬糞・牛糞が散乱するウンコ都市だった。(余りに不潔だったから唐辛子多量投入による病気予防食文化ができたほどである)そこに住まう民族トップの精神は昔も今のウンコなのである。道徳などないのである。いや、ウンコ国家については、恨(ハン)が道徳なのである。
日本人が幻想としてもっている互恵平等、友好親善、相互扶助の国際社会などありえないことがよく分かる。質の良い国と、質の悪い国を弁別して、それ相応に付き合い、バラバラながらなんとかかんとかして世界を維持してゆくことが現実の世界である。世界に対しては、日本人の良識的幻想は捨て去って対応する。今後はそうするしかないのである。
【日本が軍事力を持てば、株価はあがる】
中・韓の傲慢ぶりに腹を立てている日本の若者達は、オピニオンリーダー日下さんの意見に後押しされたであろう中川さんの原爆保有発言に、「いいぞいいぞ」と大賛成だった。
【日本経済の本質的な強さはここにある】
アメリカのアフガン攻撃に際し、後方支援のためインド洋に自衛隊が派遣され、さらにイラク戦争後の復興支援にはサマワにも派遣したことで、「日本は買いだ」という機運になってきた。
ここで日本が原子力潜水艦や、原子爆弾の保有をほのめかせば、世界はますます安心する。(p.142)
これは、世界の投資家達が、「日本企業の優秀性を十分知悉しながらも、戦争になったときのことを想定すると危険で投資できない」と考えているということである。ここで日本が原子力潜水艦や、原子爆弾の保有をほのめかせば、世界はますます安心する。(p.142)
中・韓の傲慢ぶりに腹を立てている日本の若者達は、オピニオンリーダー日下さんの意見に後押しされたであろう中川さんの原爆保有発言に、「いいぞいいぞ」と大賛成だった。
【日本経済の本質的な強さはここにある】
日本のマーケットの力は質量ともに並外れて優れているので、遠からず日本のマーケットの好みに、世界の生産は従うことになる。生産が商品開発を主導するのではなく、消費が生産を引っ張っていく。その力が一番強いのは、ボリュームではアメリカだが、質では何といっても日本である。 (p.152)
このページ付近から最終ページまでを読めば、なぜ、世界が日本化してゆくのかが良く分かるのである。ここに書き出したいけれど、過去のブログの中でも書いているので、ここまで。寝る。<了>