こんにちは!
(株)TADAJUKU代表の多田健次(@tadajuku)です。
さて今日はクローズドクエッションで「今は●●という気持ちが強いでしょうか?」ということを聞く場合について。
この質問にいくまでに、CLさんは●●という気持ちは強いけど、他のことも気になるというような発言をしていたとします。
たとえば、パートで働いている50歳の女性が上司から正社員で働いてみないかと言われて、この5年間すごく頑張ってきたし、評価もしてもらってすごく嬉しい。ただ、丁度同じタイミングで夫(会社員)が猫カフェで起業したいから手伝ってほしいとの話があった。夫が昔から猫カフェをやりたいことは知っていたし、定年後であればいいかなと思っていた。でも、今のタイミングとは思ってなかった。せっかく好きな雑誌の編集で正社員の話をしてもらったので、悩んでいます。
こんな感じの相談だったとします。
話をお聞きしていても、正社員のなりたい気持ちはすごく伝わってきています。でも、ご主人の起業をサポートしてあげたい気持ちも話をしています。人を雇用する余裕はないので、一緒にやってほしいとも言われています。
つまりは、正社員になりたい気持ちは強いということで概ね間違いはなさそうです。
なので、CCはこのことをクローズドクエッションで、「今は正社員になりたいという気持ちが強いでしょうか?」と確認を取りたくなるのです。
でも、この質問は誰のためにする質問なのでしょうか。
話の内容からしても、正社員になりたい気持ちが強いのはわかっています。ここで、仮に「はい」をもらったとしても、本当の意味での「はい(YES)」ではないですよね。
「はい。(でも・・・)」と、にごりのあるYESを引き出すことにしかならないのです。
なのに、「はい」と答えたCLさんの「はい」を100%の「はい」と受け取って、であれば正社員になる方向性でいいのではないかと早急に話を進めようとします。
これは、CCが勝手に進めたいだけなんですね。
CLさんの気持ちには、その裏にご主人のサポートもしてあげたいという気持ちもあるわけですから。
ようは、CCがスッキリしたいから、先に進めたいから「今は正社員になりたいという気持ちが強いでしょうか?」という質問をしている可能性が高いのです。
インテーク面談では、とにかく受容共感が一番大切です。
ということは、CLさんは何をわかってもらいたいと思っているのでしょうか。
「今は正社員になりたいという気持ちが強いけど、ご主人の夢である猫カフェのサポートもしてあげたいという想いもあり、どちらも〇〇さんにとって大切なことなので、簡単には選択決断できませんよね」
と伝えてあげたほうが、クローズドクエッションで、「今は正社員になりたいという気持ちが強いでしょうか?」より意味のある関わり合いだと思うのです。
まったく無駄な質問とは思いませんが、その質問の意図をじっくり考えてみてくださいね!
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