こんにちは!
(株)TADAJUKU代表の多田健次(@tadajuku)です。
今日は、いろいろな意見があるのですが、口頭試問で「できなかったこと」を答える時に、「ロープレのなかで質問できなかったことを答えなさい」という指導について考察してみようと思います。
まずは、「(今のロープレで)できなかったこと」と聞かれているので、言葉を素直にとらえれば、本来は支援者として求められていることがこのロープレの中で出来なかったことを答えればいいので、ある程度どんな回答でもOKのような気がします。
ということで、支援者として求められていることを考えればいいと思います。
★主訴の把握
★受容共感的理解
★認知の変化につなげる
★行動変容につなげる
★目標を共有する
★CC視点からのCLの問題把握
などなど。
もっとロープレ内容にあわせて、細かく考えてもいいですよね。
・価値観の棚卸をする
・自己効力感をあげてもらう
・主体的に考えてもらえるようにする
・気持ちを和らげる
・情報提供をする
・必要に応じて助言をおこなう
など
どちらにしても、「本来キャリコンに求められていること」から考えて、それがロープレ中にできなかったことを答えればいいだけです。
なので、「質問できなかったことを答えなさい」という指導は、個人的には的が少しズレているように感じます。
その質問をなぜしなければいけなかったのか。
それは、自己探索に繋げるための質問なのでしょうか?
立体的理解をするための質問なのでしょうか?
内面的理解を深めるための質問なのでしょうか?
結局は、本来キャリコンに求められていることの「何か」が、質問しなかったことで出来なかったのですよね。
なので、「●●という質問ができませんでした」というのは、個人的に薄い回答になると考えています。
それと、システィマティックアプローチの流れをイメージして、どの段階まで出来て、どこからができていないと答えることも考えられます。
例えば「目標共有をすることができませんでした」と答える感じです。
これは、意図はすごくわかりますが、国キャリは60分のインテーク面談のうちの15分なんですよね。
ということを考えると、特に15分までの段階で「目標共有をすることができませんでした」というのが、微妙かなと。どこまで進めるのかは、流れ次第としか言いようがないので。
(これを答えるということは、15分までに目標共有することが求められているということが大前提の場合になりますよね。2級では、概ねこれが求められているので、できなかったことを答える時にしっくりくるのです)
ということで、多田塾では基本、「●●という発言や価値観を何度か話してもらっていたのに、そこについて内面的理解に資するような関わりあいができませんでした」など、より具体的に、本来支援者に求められていることだけど、ロープレでできなかったことを答えることをおすすめしています。
参考にしてもらえれば!
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