今日はセンチメンタルな投稿

 

 

そっと寄り添いながら読み進めてもらえると嬉しいです

 

 

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明日は父が亡くなってちょうど一年

 

意識をスライドさせれば

 

すぐに一年前の明日を味わうことができる

 

 

 

今日のことでさえも

 

どんな1日を過ごしたか思い出そうとすれば

 

かなり曖昧になってきているのに

 

 

 

父が亡くなった日のことは

 

鮮明に思い出せて

 

あの日の瞬間瞬間を切り取り

 

今すぐにでも

 

あの瞬間の私に戻ることができてしまう

 

 

 

悔やんではいない

 

従分に猶予はもらえたし

 

あの時の私が出来ることは思いの残すことなくできた

 

 

 

寂しさはあるけど

 

十分に納得した上での寂しさだ

 

 

 

私はただ

 

父が亡くなったこの時期に

 

父を思い出すことで

 

その存在を再確認したいのだろう

 

 

 

確かに父はいた

 

私は父のもとに生まれてきた

 

父との最後の日を思い出し

 

父の存在を再確認し

 

そして、

 

私はここに生きている

 

私はここに存在している

 

ということを実感している

 

 

 

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時々、父はあの時どんな思いでいたのだろうかと思うことがある

 

 

突然、言葉が出なくなり

 

身体がうごせなくなり

 

ただ、瞼さえも開けられなくなったあの十日間

 

 

何を思っていたのか

 

ずっと悔しかっただろうか

 

惨めさでいっぱいだったのではないだろうか

 

どこで諦めがついたのだろうか

 

それでも

 

幸せを感じられたであろうか

 

 

 

あの日々が私ならと思うと

 

怖くてたまらなくなる

 

 

 

父が息を引き取ったあの時

 

そばに私がいてどう思っていただろうか

 

少しは気持ちは和らいでいてくれただろうか

 

それとも

 

そばにいることは迷惑だっただろうか

 

 

 

でも、

 

父が意識をなくす前

 

お見舞いに行くたび

 

帰り際には「またこいよ」寂しげに言っていたことを思い出す

 

 

 

 

大丈夫大丈夫

 

私がそばにいるから

 

安心していいから

 

私が見送るから

 

 

あの日、

 

手を握りながら

 

その瞬間がやってくるその時まで

 

私は父をずっと見つめ続けた

 

 

 

人ってこうやって息を引き取るんだ

 

 

初めてのことで

 

私の脳内は

 

目の前の出来事が理解できず呆然としていた

 

感情は後からついてきた

 

 

 

今思い返しても

 

すごい瞬間に立ち会わせてもらったと思う

 

父があの時

 

何を思っていたか知らないが

 

私に立ち会わせてくれたことを

 

心から感謝している

 

 

 

夏の暑さが

 

これからは父を思い出させてくれる

 

ただ暑いだけの夏が

 

今はとっておきの思い出の季節となった

 

 

 

孫に1週間泊まり込みで付き添われ

 

くる人来る人が

 

父の前で胸の内を明かしていく

 

 

人によっては辛い日々だったかもしれないが

 

私にとっては今までにない幸せが

 

そこにはあった

 

 

 

 

父がいなくなって一年

 

母は寂しいながらも

たくましく生きている

 

兄は、頼りないながらも

兄らしく、父の後を引き継いでいる

 

姉はあまり会うことはないが

相変わらずのように思う

 

だけど、私の姉に対する気持ちが以前とは比べ物にならないくらい緩んでいる

 

 

私は

 

父がいなくなって

 

一人で立つ強さを身につけたように思う

 

弱い私でいつまでもいてられなくなったからね

 

もう甘やかしてくれる人はいないからね

 

 

とは言いつつ

 

ちょっとした隙に

 

ちゃっかり周りに甘えることができてしまうのは

 

まだまだ末っ子の本質が生きているようだ

 

 

 

話がまとまらなくなってきた

 

いつの間にか外の雨も止んでいる

 

思うままに書いていたら

 

父への溢れる思いもおさまってきた

 

 

 

時が経てば

 

その人がいないことにも慣れてくるものだ

 

いないなら、いないなりに

 

新たな調和が生まれてくる

 

 

父がいなくなって

 

皆が強くなった

 

そのことがまた

 

寂しくもあり嬉しくもあり

 

 

 

さて、そろそろ眠るかな

 

 

 

私は今日も生きている