父とのこと

思い出し日記

 

 

 

 

 

父の意識が無くなってから9日目(8月5日)

 

 

「娘の一言一言がムカついて喋りたくもない!」

 

 

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仕事が終わり父のいる病院に行くと

娘が1人父のそばにいてくれた。

 

 

 

母は夜は車の運転が怖いからと

陽が沈まないうちに帰っている

 

 

今までは、息子が泊まりで付き添ってくれたので

その後の心配もなかったが

 

息子が東京に戻ってからは

 

誰か空いてる人が父のそばに居れたらいいなと、

曖昧な具合になっている

 

 

「父のそばにいたやりたい」という思いはみんな同じだけど

自分の生活リズムが大事なのも

互いに承知している

 

 

その上で、無理のないように父に付き添うが

家族間の暗黙の了解

 

 

今日は日中から母と娘が居てくれた

 

姉と兄は仕事の合間や

空いた時間に顔を見せにくる

 

私は仕事が終わった後からになるので

夜に父の元に向かった

 

 

病院に行くと

母はすでに帰っていなかったが

娘が私を待っていてくれた

 

 

しばらくすると娘が言ってきた

 

「おじいちゃんにも会えたし、伝えたいことは伝えたし!私明日埼玉に帰るよ」

 

 

なんとなく分かってはいたが

 

なぜか娘の言葉にイラッとする。

 

 

 

実は、昨日

埼玉での生活状況の話と共に

今回のおじいちゃんの状態を目の当たりにし

出てきた心境や、その中にあった苦しさを娘から聞いていた

 

なので、

こうなる事もどこかで分かっていたはずなのに

 

実際に「明日帰る」と娘から聞くと

イライラが止まらなかった

 

 

ぶっきらぼうに

 

「あっそ」

 

という私をみて、


私の心境を察し娘の態度もギクシャクし始めた

 

 

結局、娘はお父さん(元夫)に迎えにきてもらいご飯を食べに帰ることになった

 

 

私は顔を見る事なく娘を見送った

 

 

 

帰った後、

 

なんとも言えない悔しさで泣けてきた

 

何がこんなに悔しいのか

自分に問いただしてみる

 

 

「何がこんなに悔しいのか、なぜこんなに苛立つのか」

 


出てきた答えは

 

父が軽くあしらわれているようで

腹がっ立っているのだと分かった

 

「あんなに大事にしてもらったのに

さっさと帰るってどういうこと!」

 

 

父の手を握りながら泣きじゃくった

 

父にそれを悟られたくなかったが

出てくる悔しさは止められなかった

 

 

もしかしたら、私が娘をそんなふうに(薄情なやつ)と見ているから

 

過剰反応しているかもしれないとも思い

 

母に電話をして出てくる気持ちを聞いてもらうことにした

 

 

今の母がそれどころではないのは重々承知だけど

このままではどうしようもなかった



冷静な目で見て欲しい

 

 

母は泣きじゃくる私を電話越しに慰めてくれた

 

「あの子はそんな子じゃない。

しっかりしてるし、ちゃんと考えている。」

 

 

少し気持ちが落ち着き電話を切った


 

こんな状況を迎えている父と母の前で

子供のように泣きじゃくってしまった

 

 

私はいつまでも子供だ 

 

 

だけど、そんな私を見て

 

今更、父が喜んでいるような気もした。

 

 

しばらくしたら娘から電話が入る

 

 

「もう一度、そっち戻る」と娘

 

 

「お母さん、1人でいたいから来なくていい」と私

 

 

すると、

 


「お母さんの気持ちみたい聞いてない!

私がおじいちゃんのとこにいたいだけや!」

 

と、怒られた