山手西洋館最大のイベント、花と器のハーモニー。

*開催期間:6/6土〜6/14日

 

この花と器のハーモニーだけはスマホorタブレット撮影のみ可ですが、一般開館時間外にカメラ撮影が出来る有料の撮影プレミアム開館。

*開催期間:6/6〜6/8、各定員15名

 

今年で4年目のプレミアム開館。

 

私は例年2エリアのみ参加でしたが、今年は半休を取って全エリアをプレミアム開館で巡りました。

 

そんな花と器のハーモニーの撮影プレミアム開館最終編を送ります。

 

エリスマン邸

(横浜市認定歴史的建造物)

 

テーマ:江戸の様式美〜古流生花を洋館に

装飾:古流松應(千羽理芳)

 

江戸時代中期に興った古流。

 

その伝統を継承する古流松應は明治45年(1912)に設立されました。

 

 

立ち昇るスモークツリー。

 

花の生命力に包まれるダイニング空間です。

 

 

テーブルを覗き込めば、顔を覗かせる古書。

 

 

今昔変わらぬ花を愛でる想いを感じます。

 

一方、2階の展示は古式いけばなの世界。

 

 

竹筒の花瓶にいけられた緑。

 

 

江戸の世で愛られた古流いけばな。

 

 

三日月型の器に咲く蘭。

 

江戸の月夜に愛でれば、何とも風流でしょうね。

 

2館目へ向かいます。

 

ベーリック・ホール

(横浜市認定歴史的建造物)

 

テーマ:紫翠

装飾:小原流(小原宏貴)

 

明治時代に始まった小原流。

 

いけばなだけでなく、その花材の生産者支援や育成にも取り組んでいます。

 

 

前面で訪れる者を迎える巨大ないけばな。

 

 

大地から弾ける様な緑に、空を感じさせるスモークツリー。

 

 

黄金の龍にも見える装飾。

 

2階を巡ります。

 

 

南国を感じさせる鮮やかな花たち。

 

 

華やかでエレガントなティータイム。

 

 

集まる光、輝く花、それを映し出す鏡。

 

 

ベッドを見つめるかの様な花たち。

 

 

漆器と組み合わせると、一気に和の雅さが増しますね。

 

1階に戻り、ホールへ。

 

 

菊の紋の漆器に雉?の羽。

 

まるで狛いけばなの様。

 

 

曇り空でしたが、一瞬、陽光が射し込み…

 

自然の粋な計らいか、洋館の光と影の美しい風景を拝めました。

 

 

ピアノのある空間を飾る、黒い漆器と竹と花。

 

軽やかな旋律が聴こえてきそう。

 

 

蝶の螺鈿細工が施された漆塗りの花瓶。

 

黒に緑が映えますね。

 

そして、最後の館へ。

 

山手234番館

(横浜市認定歴史的建造物)

 

テーマ:あわいの花の間

装飾:一葉式いけ花(粕谷尚弘)

 

一葉式花道として昭和12年(1937)に創流され、後に現在の一様式いけ花に改称されました。

 

そこには、"一様式の花を学び、いつか自分式の花をいけられるように"という想いがあるそうです。

 

 

テーマの"あわい"とは、"二つのものが交わる境界"を意味する古語。

 

 

背を向けた純白の花を映し出す三面鏡。

 

2階に上がると、そこにはビーチを思わせる空間がありました。

 

 

藍色の中に描かれた白鷺の柄。

 

そして、奥の部屋が圧巻でした。

 

 

幾重にも連なるいぐさの簾、床には畳が敷かれ…

 

 

四つん這いで進みました。

 

その奥に広がる装飾の域を超えた空間へ。

 

 

ダイナミックないけばなを中心に創り上げられた、ひとつの世界。

 

日常の空間の中の非日常な世界。

 

 

和と洋、日常と非日常の"あいわ"の花の間。

 

暫し、その空間に没入してしまいました。

 

7館のプレミアム開館の締めに、あまりに見事な装飾でした。

 

 

それぞれの家元がそれぞれの花風景を演出した、今年の花と器のハーモニー。

 

伝統的なものから斬新で変革的なものまで、素晴らしい花たちの饗宴でした。

 

 

ところで、今年からInstagramを介した

フォトコンテストがあり、

私が撮った写真が幾つか選ばれました。

6/12から8/19迄、イギリス館と山手111番館に

展示されるそうです。

花の上手い撮り方が分からない…w

 

 

山手西洋館〜花と器のハーモニー2025 前編

山手西洋館〜花と器のハーモニー2025 中編

山手西洋館〜花と器のハーモニー2025 後編