3泊4日新潟漫遊最終日。

 

ホテルの朝食前に新潟総鎮守へお参り。

 

<旅の工程>

1日目:浦佐→塩沢→長岡

2日目:宮内→弥彦

3日目:弥彦→新潟

4日目:新潟

 
ホテルを7時に出て、古町通りを南下します。
 
徒歩20分程で社頭に着きました。
 
◆白山神社◆
大鳥居
 
冷んやりした4月の新潟の朝。
 
雲ひとつ無く輝く青空。
 
 
清々しい空気の中、松並木の参道を進みます。
 
 
訪れた時は丁度春まつりの期間で、たくさんの屋台が出ていました。
 
ひょうたん池
 
境内の一部が明治6年(1873)に白山公園として整備され、国の名勝に指定されています。
 
公園や周辺散策は次回への宿題。
 
石鳥居
 
尾道から運ばれた石で造られた鳥居。
 
江戸時代、北前船の船主が海上安全を願い奉納したものです。
 
 
備前焼の狛犬。
 
これも北前船で瀬戸内から運ばれたそうです。
 
北前船の寄港地として栄えた新潟ならではですね。
 
 
松並木が江戸の湊町風情で、歩いていてとても気持ち良い。
 
太鼓橋
 
行きを祓橋、帰りを結橋と呼んだそうです。
 
手水舎
 
花手水から流れる水でお清め。
 
随神門
 
昭和53年(1977)建立。
 
明治時代に取り壊された門の復元再建です。
 
 
門を守るかのようにそびえる松たち。
 
鼓楼

神仏習合時代の名残りですね。
 
門をくぐれば、目の前に拝殿です。
 
拝殿
<御祭神>
菊理媛大神 (白山大神)
伊邪那岐命
伊邪那美命
 
菊理媛大神は霊峰白山の神。
 
黄泉の国で伊邪那岐命と伊邪那美命を仲直りさせたことから、縁結びの神様としても知られています。
 
神名の"くくり"は"くくる=まとめる・結ぶ"に由来するとされています。
 
その他、天照大神、八幡大神や明治時代の公園造営時に境内社を合祀した為、住吉・春日・出雲など10柱以上の神が祀られています。
 
 
拝殿は慶安元年(1648)の造営。
 
現在、令和の御造営事業で社殿は修繕中。
 
社殿の他、境内の建造物の修繕も予定されていて、その工期はまだ数年続くようです。
 
 
創建は平安時代後期と伝わります。
 
戦国時代には上杉景勝が鏡を寄進するなど、彌彦神社と並び越後の大社として崇敬を集め、今も新潟の総鎮守として多くの人々がお参りに訪れています。
 
御稲荷御倉
(御祭神:御稲荷御倉神・稲荷大神)
*読みは"ミシネノミクラ"
 
昭和49年(1974)に伊勢の神宮から下賜されたものです。
 
手前の石は白山くくり石。
 
白山開山1300年記念に、白山総本宮・白山比咩神社から贈られた御神石です。
 
 
社殿脇から地下通路を通って裏に回ります。
 
 
本殿を囲う瑞垣沿いに進みます。
 
本殿
 
正保4年(1647)の造営。
 
その後、昭和39年(1964)の新潟地震後に改築され、昭和49年(1974)に修繕工事がなされました。
 
そして、令和の御造営を迎えました。
 
餅搗き道祖神
 
夫婦円満の神として祀られている道祖神。
 
杵と臼から夫婦の和合を意味しているそうです。
 
蛇松神社
(御祭神:蛇松明神)
 
樹齢500年を超える御神木の蛇松。
 
神主が洪水から助けた白蛇を松の梢に置くと、松の幹が蛇の鱗の様になりました。
 
その樹皮を煎じて飲めば万病が治癒すると噂になりましたが、人々が樹皮を剥がすようになり、蛇松の精霊が神主に苦しみを訴えた為、注連縄で蛇松を囲み人が立ち入れないようにしたそうです。
 
これが神社に伝わる蛇松伝説。
 
黄龍神社
(御祭神:黄龍大権現)
松尾神社
(御祭神:大山咋神・中津島姫神)
 
昭和30年代(1955〜1964)に地震や大火に見舞われた新潟。
 
災害が起こらぬように、昭和41年(1966)に地と水を司る黄龍が祀られました。
 
松尾神社は酒の神でもあるので、酒処新潟にぴったり。
 
住吉神社
(御祭神:住吉大神・息長足姫)
 
享保6年(1721)、洪水の影響で水深が浅くなり入港船舶が減少してしまった新潟湊の復興を願って、大阪住吉大社から勧請されました。
 
御朱印
 
信濃川と阿賀野川の恩恵だけでなく、災害にも見舞われてきた新潟。
 
川と海と共に歩んできた新潟の歴史を感じるお参りでした。
 
新潟漫遊記もあと4話です。