4月の新潟漫遊2日目の宿。
11年振りの弥彦、宿泊も11年振りの宿です。
<旅の工程>
1日目:浦佐→塩沢→長岡
2日目:宮内→弥彦
3日目:弥彦→新潟
4日目:新潟
弥彦駅前の割烹旅館です。
11年前に宿泊した時、雰囲気の良さと料理の美味しさを気に入り、いつかまたと思っていました。
◆ 割烹の宿 櫻家◆
記憶の中と全く変わらぬ外観。
櫻家の創業は大正5年(1916)、大火から彌彦神社が再興した年です。
弥彦にとって変化の年だったのかもですね。
当初は食堂兼土産物店として始まり、昭和中期に割烹旅館に転業したそうです。
今年で創業110年ですね。
館内は4年前にリフォームがなされ、新しく生まれ変わっていました。
4代目当主がコロナ前からリノベーションを進めてきたそうです。
ロビーを振り返る。
畳やカーペット敷きの館内に靴を脱いでそのまま上がれるスタイルは変わらず。
旅先で履き物無しはとても寛げますね。
そこがこの宿の好きなところのひとつ。
旅館の観光ポスターが結構好き。
弥彦村を一気に好きになってしまいそうw
泊まったのは新館2Fの部屋。
見た感じ、11年前と同じ・・・かも?
部屋でひと息入れてからお風呂へ。
大浴場
<湯神社温泉>
泉質:アルカリ性単純
泉温:47.9℃
ph:8.78
湧出量:570ℓ/分
*加水不明・加温不明・塩素有・循環有
じんわり温まる、長湯にも向いている優しくて気持ちの良い、とてもいい湯。
時刻は18時半、夕飯の時間。
メニューは月替わりのようです。
ありがたき部屋食。
先付
(弥彦産大豆の五目煮)
さっぱりと山の幸から。
弥彦村は枝豆や椎茸の名産地。
前菜
(佐渡産ながも酢・雪下人参ムース・弥彦山菊芋の酢味噌漬け・越後姫と子持ち高菜のナッツ和え)
山の幸の中に佐渡の海の幸。
小鉢のひとつひとつをゆっくり味わう幸せ。
地酒ほろよいセット
(〆張鶴 雪・彌彦本生・清泉 夏子物語)
酒処ならではの地酒飲み比べ。
やはり、〆張鶴は欠かせません。
御造里
(佐渡産桜鱒・カガミダイ・蛸)
刺身でも佐渡産の海の幸登場。
佐渡産の桜鱒は濃厚だけれど、重くない上質な味わい。
佐渡の桜鱒は両津湾で養殖をされている高級ブランドで、潮流の激しい環境で養殖される為、身が引き締まり、良質な旨味を生むのだそうです。
台物
(桜鱒と新わかめの春蕪みぞれ鍋)
春を告げる佐渡桜鱒とわかめに春蕪のみぞれと、鍋の中で春爛漫。
佐渡桜鱒は似ても風味深く、ぷりっとした食感も保たれ、とても美味。
揚物
(関川村産蛇喰豚と蕗味噌の春巻き)
蛇喰とは県北部の関川村の地名。
*読みは"ジャバミ"
川沿いの集落で、大蛇から琵琶法師が村を守る伝承がその名称の由来と言われています。
川やその氾濫を大蛇と重ねる伝承は八岐大蛇伝説と同じですね。
そこで飼育されているのが蛇喰豚。
普通の豚肉より旨味成分が2.6倍もある希少なブランド豚だそうです。
春巻きに閉じ込められた豚肉の甘みと、蕗味噌のほのかな苦味と生姜がとてもマッチしていて、クセになります。
酢物
(京鴨と花山葵の土佐酢ジュレ)
器も春らしい柄。
爽やかな花山葵と土佐酢ジュレが鴨の旨味を引き出します。
煮物
(新潟和牛のビーフシチュー)
櫻家の名物、ビーフシチュー。
牛肉をワインと香味野菜に2日間漬け込んだ後に5時間煮込んで、隠し味に地元の弥彦醤油を使っているそうです。
少しサラッとしていながらも、コク深い風味に老舗の味を感じます。
食事・止肴
(弥彦産コシヒカリ・やひこ太郎と越のうさぎの山椒煮)
本場新潟のこしひかりは艶が違いますね。
やひこ太郎は弥彦名産の椎茸で、越のうさぎは木耳です。
水菓子
(せとか桜あんみつ風)
美味しい宴もあっという間に完食です。
翌朝7時に彌彦神社の朝の神事、御日供祭に参列してから宿に戻って朝食です。
車麩の煮物や焼き鮭、玉子焼き。
そして湯豆腐。
体に優しい美味しい朝食。
夜も朝も"割烹の宿"ならではの満足度でした。
とても和める雰囲気や明るくて朗らかな接客も11年前同様で、また泊まりたくなる滞在でした。
宿に荷物を預けて3日目の始まりです。
弥彦公園
弥彦公園は丁度満開を迎えていました。
雨のしっとり感の桜もいいものですね。
ご当地マンホール
桜と弥彦山とロープウェイ、そして、弥彦競輪のデザイン。
弥彦競輪は国内唯一の村営競輪場で、全国上位の売上を誇るそうです。
平成の大合併でもどこにも編入されることなく、村として独歩の道を歩んだのも、弥彦山や彌彦神社の存在もあったのでしょうけれど、この競輪収入が支えとなったのかも?
=======宿泊情報=======
宿泊代(1泊2食2名):¥24,255(税込)
じゃらんポイント:¥1,800
じゃらんクーポン:¥2,500
計:¥19,955
櫻家宿泊記2015.4























