南足柄に春めき桜を観に行った日。

 

先に県央のお伊勢様にお参りをしました。

 

伊勢原市。

 

南に平塚市、左右を厚木市と秦野市に囲まれた神奈川県中央に位置する人口10万人の小さな市。

 

古来より山岳信仰の拠点として栄えた大山を擁し、その参詣道としても知られます。

 

その伊勢原市の名の由来となったのが、ここ伊勢原大神宮。

 

◆伊勢原大神宮◆

 

伊勢原駅から徒歩10分ほど。

 

街道沿いに建つ鳥居と桜の古木が、訪れる者たちを誘っています。

 

稲荷総社

(御祭神:宇迦之御魂神)

 

元々境内社だったお稲荷様。

 

家庭や会社で祀る事が困難になった稲荷社を配祀してきたそうです。

 

手水舎

 

往来の多い街道沿いでありながら、一歩鳥居から先に足を踏み入れると、そこは静かで緩やかな空気が流れる空間が待っています。

 

 

参道を振り返る。

 

 

参道の先に広がる境内。

 

御神木を挟んで、内宮と外宮が鎮座しています。

 

内宮

 

左手の石碑があるの所が内宮旧鎮座地。

 

旧内宮跡

 

昭和初期の風景に想いを馳せて。

 

内宮・拝殿

<御祭神>

天照大御神

 

創建は元和年間(1614〜1625)と伝わります。

 

大山参詣の途中、この地を開墾可能と悟った伊勢の山田曹右衛門が開墾地の鎮守として、故郷の伊勢の神宮から分霊を請けて奉斎しました。

 

 

以来、お伊勢様として崇敬を受け、開拓地の名称も伊勢原とされました。

 

これが伊勢原の地名の由来であり、始まり。

 

御神木

 

伊勢原市の保存樹木に指定されている楠で、樹齢は400年ほど。

 

外宮

 

他のお伊勢系とは異なり、内宮・外宮それぞれの社殿を持つ様式です。

 

左に内宮同様に旧鎮座地の石碑。

 

外宮・拝殿

<御祭神>

豊受姫大神

 

昭和期には木造の神明造の社殿だったようですが、現在の拝殿は頑丈なコンクリート造。

 

本殿

 

本殿は昭和初期の社殿を改修したものと思われます。

 

春日神社

(御祭神:天児屋根命)

 

皇室を支えてきた藤原氏の祖神が祀られています。

 

トキオコシ

 

内宮と外宮を表現したシンボルマーク。

 

"ひとつよりふたつ"、お互いが存在して初めて均衡と平穏が生み出されるというテーマに基づくものです。

 

デザインは地元出身の画家・平野杏子さん。

 

 

境内の端には、歴史を感じる道祖神や夫婦和合の石碑が保存されていました。

 

そして、その背後に御珍体。

 

神楽殿

 

社務所

 

社務所越しに大山が少し顔を出していました。

 

 

訪れた日は境内の桜が咲き始めた頃。

 

御朱印

 

社殿同様、内宮と外宮それぞれの印が押されています。

 

そこに伊勢原大神宮の由緒や想いがこもっているような気が?

 

以上、県央のお伊勢様でした。