古都の雪景色後編。

 

北鎌倉から亀ヶ谷切通を抜けて鎌倉方面へ。

 

丘陵をひとつ越えただけで、北鎌倉より少ない積雪。

 

地形が気候にもたらす力を感じながら、奥へと歩みを進めていきます。

 

扇谷山 海蔵寺

 

ひと気も無い静寂の奥鎌倉。

 

 

紅に染まっていた門前もすっかり冬景色。

 

山門

 

山門の額縁から見える冬景色に心踊って。

 

 

境内は薄っすらと積もる程度でした。

 

鐘堂

 

境内の紅梅が見頃だったようで、桃色に白い雪化粧が何とも美しい。

 

庫裡

 

紅梅の下にはまだ見頃な水仙。

 

本堂

 

誰もいない境内でゆっくりお参りをして、ひと休みしつつ、この空間を満喫。

 

 

山門の方を望めば、艶やかな美しい石畳と軽い雪化粧をした草花たち。

 

庭園

 

山の草木が雪をまとい、いつも以上に静謐な雰囲気を漂わせています。

 

 

雪景色の合間を縫って色々な角度から一期一会の風景を撮り、目にも刻む。

 

続いて、奥鎌倉から線路沿いに出ます。

 

鎌倉市街地に近づくと、雪も殆ど積もっていませんでした。

 

東光山 英勝寺

山門

(国指定重要文化財)

 

晩秋、紅と黄に囲まれていた山門も丸裸で薄っすら雪化粧。

 

 

粉雪がぱらぱら。

 

 

雪の冬空がその荘厳さを際立てます。

 

仏殿

(国指定重要文化財)

 

雪は積もっていないものの、冬枯れのしっとり風情が良いですね。

 

 

側面が崖と山なので、日照時間が限られる境内。

 

その為、境内の梅は見頃前でした。

 

 

仏殿裏の紅白の梅。

 

まだ蕾の方が多い感じでした。

 

 

冬の竹林も日本らしい寒々とした美しさがありますね。

 

 

竹林の小径に入れば・・・

 

 

そこは冬の凜とした、時間も空気も止まったかの様な空間。

 

ところで、英勝寺には看板わんこがいます。

 

 

よく受付の中からお迎えをしてくれるのですが、この日は行きも帰りも中から出てきてくれました。

 

寒い中ありがとう♡

 

寒さの中、心はほっこり温まり、次へ。

 

亀谷山 寿福寺

(国指定史跡)

 

初めて見る寿福寺の雪景色。

 

風向きの影響なのか、左側だけ雪化粧。

 

中門

 

中門から先は入れません。

 

仏殿

 

門から奥を覗けば、綺麗に雪をまとった本堂。

 

 

参道を振り返る。

 

北鎌倉ほどの幽玄なる水墨画の世界といった感じではなかったけれども、鎌倉の四季の美しさを改めて感じた散策となりました。

 

ほんの数ヶ月間隔で雪、桜、新緑、紅葉と、全く異なった彩りや香りで魅了してくれる日本の自然。

 

そんな季節の移ろいを逃さずに味わいたい。

 

鎌倉の四季が楽しみでならないです。

 

以上、古都の雪景色でした。

 

 

海蔵寺の秋 2025.11

英勝寺と寿福寺の秋 2025.11