令和8年漫遊初めは宮崎県から。
1/下旬、3泊4日で宮崎県を巡りました。
羽田空港からJALで宮崎空港へ、空港から列車で10分で宮崎駅に到着。
早めの昼食をとってからJRで南下します。
<旅の行程>
1日目:青島→日南→宮崎
2日目:宮崎→都農→美々津→延岡
3日目:高千穂
4日目:延岡
JR日南線で30分、青島駅に到着。
駅から5分程ゆけば、太平洋日向灘です。
海辺から伸びる橋から磯の島へ渡り、島に鎮座する青島神社へ向かいます。
(14年振り2度目)
◆青島神社◆
弥生橋
大正9年(1920)に架橋された弥生橋。
後に台風で全壊し、現在の橋は昭和26年(1951)竣工の2代目です。
神奈川県民からすると、どこか江ノ島を彷彿とさせる風景。
橋を渡れば、そこは砂浜。
青島は周囲約1,000mの小さな島で、古代、淡島(粟島)と呼ばれていた、神が住まう島。
明治時代まで祭事の時以外は一般の立ち入りが禁じられていました。
隆起海床と奇形波蝕痕(鬼の洗濯板)
(国指定天然記念物)
約700万年前の海床に堆積した砂と泥の層が海上に隆起、露出し、それが波に侵食された事で特有の凸凹状となったものです。
"鬼の洗濯板"という呼称が掻き立てる、神話の世界への想い。
そんな奇景を右手に見ながら、参道をゆきます。
鳥居
青空に映える朱色の両部鳥居。
社頭を護る狛犬が南国風?
社務所・斎館
手前のお社は氏子の祖霊を祀る御祖神社。
島の中心へ続く椰子の参道。
手水舎
南国らしく、貝殻が敷き詰められています。
身を清めて、御神前への入口を見上げる。
神門
門をくぐれば、すぐ正面に社殿です。
拝殿
<御祭神>
天津日高彦火火出見命
豊玉姫命
塩筒大神
天津日高彦火火出見命は初代神武天皇の祖父で、"山幸彦"としても知られる神。
*読みは"アマツヒダカヒコホホデミノミコト"
豊玉姫命はその妃神です。
塩筒大神は日向神話の海幸山幸のくだりで、山幸彦を綿津見神宮へ導いた神。
この綿津見神宮で山幸彦は豊玉姫命と結ばれます…浦島太郎伝説の元となった神話です。
南国の海に似つかわしい、眩しい朱色の社殿は昭和49年(1974)の再建。
その左右に摂社が佇んでいます。
石神社
(御祭神:彦火瓊瓊杵尊・木花咲屋姫命・磐長姫命)
*読みは"イソジンジャ"
祀られているのは彦火火出見命の親神。
海積神社
(御祭神:豊玉彦命・少彦名命)
豊玉彦命は綿津見神宮の神。
彦火火出見命をお宮に迎え、娘・豊玉姫命を嫁がせました。
両家に囲まれた山幸彦夫婦の図ですね。
青島神社の創建は不詳ですが、古代から神域として崇められていたそうです。
それが神話と結び付いたのでしょう。
自然崇拝の聖域が日本神話の神域となっていく…歴史深き神社によく見られるパターンですね。
祈りの古道
願いを込めた絵馬が掛けられています。
青島神社と言えば、毎年2月の読売巨人軍の宮崎キャンプ入りの際の必勝祈願参拝が有名ですね。
ここから元宮への参道が続きます。
御成道
原生林の中を抜けて、元宮に続く参道です。
青青島亜熱帯性植物群
(国指定特別天然記念物)
島は5,000本を超える亜熱帯性植物で覆われていて、その8割がヤシ系のビロウ樹。
神域として保護されてきた為、今も古代からの自然が残されています。
元宮
(御祭神:天津日高彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神)
元の鎮座地で、弥生土器や獣骨が出土している事から、古代祭祀が行われていた霊地と考えられてあます。
投瓮所
*読みは"トウカショ"
"天の平瓮投げ"という古代祭祀に倣って、素焼きの小皿(平瓮)を柵の向こうの磐境に投げ、それが磐境に納まれば心願成就、割れれば開運厄除のご利益があるそうです。
*読みは"ヒラカ"
真砂の貝文
万葉の風習に倣って、貝殻に願いを込めてこの霊石にお供えするそうです。
古代の息吹に満ちた空間を後に…
参道から見た青島の浜。
悠久の時を経て、今も人々の特別な想いが集まる青島。
自然と人が連綿と積み重ねてきた、神聖なる大地と空気を心と体で感じたお参りでした。
御朱印
御朱印(弁財天)
拝殿内に祀られている弁財天は日向国七福神。
青島からバスに乗って、更に南下します。























