浅間大社前からバスで30分、次の目的地へ。

 

向かったのは、名瀑・白糸の滝です。

 

全国に有名無名合わせて20ヶ所以上あると言われる白糸の滝。

(軽井沢・唐津・別府・岩手和賀etc.)

 

どこが元祖かは分かりませんが、由緒や格式はここ富士宮が抜き出ているのでは?

 

飲食店やお土産処が並ぶ広場を抜けて、谷を下ること数分。

 

◆白糸の滝◆

(世界遺産・国指定名勝・国指定天然記念物)

 

数万年前の火山活動の噴出物が堆積した地層に溶岩層が重なり、その隙間から地下水が溢れ出て、滝となっています。

 

ぽっかり空いた滝壺のありこちから流れる滝。

 

 

まさに名勝中の名勝。

 

幅200m、高さ20mで水量は毎秒1.5tです。

 

その美しさと迫力に心を奪われます。

 

 

名の由来は白糸の様な見た目から。

 

古くは源頼朝が和歌を詠んだと伝わり、「信長公記」にも名所として記述されています。

 

江戸時代以降は富士講信者の巡礼地にもなりました。

 

 

岩の隙間からも溢れ出す幾筋もの滝。

 

人が生み出す事が出来ない水をこれほどまで豊富に創る、自然の力への崇敬の念が芽生える光景です。

 

 

どこまでも透き通った水。

 

富士山に降った雨が地下水となり、白糸の滝となって流れ出るのに15年程かかるそうです。

 

激しい気候変動の昨今、15年後の白糸の滝はどうなっているのか…

 

*2014年訪問時の写真

 

11年前と比べると、変わっていない?

 

 

自然のミストと滝の音で心も体も癒されて。

 

近くにもうひとつ名瀑があります。

 

音止めの滝

 

高さ25mから落ちる迫力の滝。

 

仇討ち物語で有名な曽我兄弟が仇討の相談をしていた時、滝の音で声が遮られた為、兄弟が念じたところ、滝の音が鳴り止んだという伝説が残ります。

 

 

帰り際、ちらっと富士山の頭が見えました。

 

バスで浅間大社に戻ります。

 

 

この日も獄暑、ビールが格別に美味い。

 

富士宮焼きそば専門店 すぎ本

 

浅間大社前のお宮横丁内でご当地グルメ。

 

富士宮焼きそば(ミックス)

 

鰯の削り節が富士宮焼きそばの特徴。

 

全国に色々なご当地焼きそばがありますが、私はこの富士宮焼きそばが圧倒的に好き。

 

近年、"魚の臭いが嫌"とかで、削り節を嫌がる客がいるという理由で、削り節はセルフ。

 

"これがいいのにね!"と女将さんと意気投合。

 

わざわざ富士宮焼きそば専門店で削り節が嫌とか…二郎で豚肉が嫌と言うのと同じ。

(その辺の草でも食べてれば?と思ってしまう)

 

食に限らず、好き嫌いや主義主張は自由だけれど、それを他者に強要したり、配慮させる風潮が心底嫌い。

 

つぼ半(廃業済)

富士宮焼きそば

 

過去2回の富士宮訪問で立ち寄った「つぼ半」は廃業済でした…

 

老舗人気店で、女将さんもとても良い方でしたが、時代の流れというやつですね。

 

富士山世界遺産センター

 

平成29年(2017)開館の資料館です。

 

水面に映る黄金色の富士山。

 

 

なかなかインパクトのある美しいデザイン。

 

この水も地下水なのだそうです。

 

館内は1Fにお土産コーナーと図書コーナーがあり、5Fまで螺旋状の通路を上がる事で、富士山登山を軽く擬似体験出来ます。

*観覧料¥300

 

 

富士山信仰や自然についての資料や風景を楽しめます。

 

 

最近、本気で登山をしたいと思っている私。

 

会社にガチ登山の人が"アテンドしますよ"と言ってくれるものの、まずは低山から慣らしたいし、装備も揃えなければだし。

 

 

山の頂からの人智を超えた風景を拝みたい。

 

 

地質学的なコーナーもあります。

 

 

最上階からは富士山を正面に拝めます。

 

 

空気の澄んだ冬は絶景でしょうね。

 

帰り際、世界遺産センターの斜向かいの飲食施設「富士山神田川楽座」に寄ってみました。

 

ここで"くぬぎ鱒"との素晴らしい出会いをしました。

 

くぬぎ鱒とたまご料理の店 うちっち

 

くぬぎ鱒は富士山麓の水で無投薬で養殖した高級ブランド鱒です。

 

流通量は極めて少なく、県外で食せるのは高級店のみ。

 

そんな幻のブランド鱒がお手頃に頂けます。

 

漬け丼定食

*お値段¥2,000

 

味の深みとトロミが違う。

 

とても濃厚なのに脂感は少なく、鱒の味が凝縮された味わい。

 

味の虜になって、お店の方に色々お話しを伺い、お土産にも購入しました。

 

地元民からは"食べ慣れた鱒の味じゃない"と、人気ではないとか…地方の高級ブランドあるあるですね。

 

流通量の関係から通販は行っておらず、認知度を上げなければと、お店を今春オープンさせたそうです。

 

ご当地マンホール

 

富士山と市の花・フジザクラのデザイン。

 

以上、ふらり日帰り富士宮でした。